ガムラン・ワークショップ&ミニ・コンサート

日時 2004年3月6日(土) 14:00~
場所 山口大学教育学部附属光小学校 体育館

《プログラム》
1. グンデル・ワヤンの演奏
*スレンドロ *スカル・スンサン *トゥラン・リンドゥン
2. 楽器に触れてみよう~ガンサとクンダン
3. ケチャのリズム遊び~'コテカン'体験

《出演》 照喜名仙子 藤本民子

《主催》 山口県内小学校教諭の音楽サークル


公演写真 公演写真 公演写真 公演写真

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本日は約20人の山口県内小学校の先生方にガムランを鑑賞・体験していただきました。アンケートを取らせていただきましたので、ご紹介させていただきます。

とても楽しかったです。その空間、時間がエキゾチックな感じになりました。いろいろなことを質問したかったのですが、おききできずに残念でした。6年の音楽の教科書に世界の音楽という題材があり、ケチャやガムランを鑑賞しましたが、生の演奏をこんな身近に聴くことができてよかったです。総合的な学習の時間の国際理解教育の分野にも役立つかなと思いました。

次回(?)は質問の時間も設けるようにしたいと思います。

興味深い演奏ありがとうございました。CDで聴いたことがある程度でしたが、見て、生で聴いて、大変動きのある生き生きとした民族音楽だなと思いました。「コテカン」という演奏法を知って、みんなの力を合わせて一つのものを作るという民族性も感じました。学級経営にも役立ちそうです。演奏の妙。感動しました。

みんなの力を合わせて一つのものを作るということが、今もバリ人の日々の生活の基本です。

ガムランの不思議な音色と音階・リズムに魅力を感じました。子どもたちといっしょにケチャをやってみたいと思います。

子どもたちとのケチャの顛末、ぜひお聞かせいただきたいですね。

初めて楽器に触りましたが、とても楽しかったです。楽譜がなく、耳で聴くことで音楽が伝わっている、というのがすごいです。それだけバリの人の生活と深く関わっているんでしょうね。ケチャでは、自分のパートが精一杯で、アンサンブルを楽しむ余裕がなく、残念でした。1つ1つのリズムを頭で考えてしまうのがいけないのでしょうか?

もう少し時間があればアンサンブルを楽しむというところまで体験していただけたのではないかと思います。自分も音を出しつつ人の音を聴くというのがガムランの基本ですが、実はこれがなかなか難しかったりします。

初めてガムランの生演奏を見ました。楽器の見た目とはちがって金属的な響き(鐘のような音)を感じ、音楽の神秘的な響きも合わせて、とても心地よい時間を過ごさせていただきました。ケチャや楽器の演奏もでき、音楽の世界が広がりました。小学校の児童にも見せていただけるときっと喜ぶと思います!

楽器を増やして子どもたちのワークショップもやってみたいと思います。

楽しかったです。学校の子どもたちにも、聴かせてあげたいと思います。

機会があれば、子どもたちの前でも演奏してみたいと思います。

とても素敵な演奏でした。大きな音が出て少々びっくりしましたが、音が澄みきっていてひきこまれました。神秘的な演奏でした。大人数での演奏も聴くチャンスがあれば聴いてみたいですね。

そのうち、大人数でコンサートを開きたいと思ってはいるのですが…

教科書などで、取り上げられている有名なガムランですが、初めて生で聴かせていただきました。ケチャは小学生にもやさしく体験させることができそうです。ぜひ音楽の授業で紹介したいと思っています。

最近の教科書にはガムランも出ているのですね。アジアの伝統音楽にも関心を持つ子どもたちが増えるといいなと思います。

荘厳な響きに感動しました。

やっぱりガムランはCD等で聴くのと生で聴くのとでは全然違います。

楽しかったのですが、リズムがとりにくかった。音色はとても美しく、よかったです。同じ5音でも日本の音階に似ているけれど微妙に違うのですね。

グンデルの曲も基本的には4で割れるのですが、随所に5拍とか6拍の字余りの部分があるので、拍がとりにくかったのかも知れません。

グンデル・ワヤン2台による演奏は、演奏されている音が重なり、頭の中で別の旋律が聴こえておもしろい体験でした。宗教というか、神の存在を感じるという感覚なのでしょうか?眠くもないのに、少しボーッとした感じになってしまいました。ケチャは授業でぜひやってみたいと思っています。

私も時々ガムランを聴いているとボーッとした感じになることがあります。いわゆるα波状態なのでしょうか。バリの人もイッチャッテル目をして演奏していたりします。

演奏も説明・体験も楽しかったです。太鼓は、まとまりがつかめずストレスでしたが、後でわかりました。「なーんだ」でした。

私も未だにバリで新しい曲を習うときは、単純な短いフレーズなのに、わけが分からなくなり、先生に何度も何度もくり返してもらうハメになってしまい(先生は何度でも辛抱強くくり返してくれて、とても申し訳ない気分になるのですが…)、後で「なーんだ」ということがよくあります。

今まで見たり聴いたりしたことはあったのですが、詳しく説明を受けたり、間近で演奏するところを見せていただいたりして、新たな発見がありました。「ケチャ」でコテカンの要素があるのは知っていたのですが、グンデル・ワヤンなどにもそれがあるのは知りませんでした。

バリのガムランのほとんどの楽器はペアになっていて、それぞれのペアでコテカンをやっています。

貴重なご意見・ご感想ありがとうございました。今後の活動に役立てたいと思います。