「光ガムラン」 HIKARI GAMELAN

東京とバリでガムランを学んだ藤本が、2003年に帰郷、バリから楽器を輸入し、立ち上げたバリ・ガムランのチーム。山口県光市を拠点に、コンサートやワークショップを展開しています。

主宰 藤本 民子 (ふじもと たみこ)
1988年 初めてのバリ旅行で「ガムラン」と出会う。
1989年 東京都大田区で一般人向けガムラン講座を開設している「音工場HANEDA」に入会、バリ・ガムランの日本の第一人者、皆川厚一氏のクラスで学び始める。
1994年 東京を中心に活動するバリ・ガムラン・グループ「スカル・ジュプン」に入会、数々の公演に参加。2000年にはインドネシア・バリ州政府の招きにより「スカル・ジュプン」のメンバーとして第22回バリ・アート・フェスティバル(Pesta Kesenian Bali)で、アメリカの「スカル・ジャヤ」(Sekar Jaya)と競演(Mabarung)
2003年 帰郷。「山口バリガムランの会」を立ち上げる。
1988年~毎年のようにバリへ通い続け、現地でガムランを学び続けている。

主宰者

 

幼稚園のオルガン教室に始まり、ピアノ、ブラバン、そしてロックへと、ごく普通の音楽遍歴を重ねてきましたが、ガムランと出会ってから、私の音楽観は様変わりしました。

ガムランと係わるようになってから、さまざまな出会い、発見、感動がありました。そしてそれは今も続いています。ガムランは私の「居場所」です。

山口に帰って来て、無謀にもバリから楽器を個人輸入し、たった一人で立ち上げたこの会も、少しずつ仲間が増えてきました。ゴン・クビャールの合奏をするためには、まだまだ人数が足りませんが、しばらくは、グンデル・ワヤンのミニ・コンサートとゴン・クビャールのワークショップを中心に、活動を続けて行きたいと思います。初めてバリの楽器に触れた人々の笑顔がなによりの支えです。

そして、ガムランをきっかけに、西洋音楽以外にも、世界にはさまざまな伝統音楽、芸能が今も息づいていることを知り、改めて自分の住んでいる土地に古くから伝わる伝統音楽、芸能を見直し、誇りを持って受け継いでいこうという気運が高まることを祈って…

日本のガムラン・グループは音楽大学等を母体にしたものがほとんどですが、この地ではそれも望めません。ならば、バリにより近い形で、地域に根ざしたグループが作れないものか…ゆっくり、地道に、模索して行きたいと思います。

GONGのパワーを信じて…

2014年7月 「山口バリガムランの会」から「光ガムラン」に名称変更。