日本の鶴
日本にはタンチョウ、ナベヅル、マナヅル、クロヅル、カナダヅル、ソデグロヅル、アネハヅルなどが見られますが、そのうちにクロヅル、カナダヅル、ソデグロヅル、アネハヅルはたまに飛んで来るだけです。
タンチョウは北海道東部に生息し、渡りはしません。
日本での主な越冬地は九州の鹿児島県出水市と山口県周南市の八代ですが四国の高知県や徳島県、福岡県、などでもわずかですが越冬の記録があります。
日本に渡来する鶴の第一陣は10月上旬シベリア大陸バイカル湖、南に優勢な高気圧(1030〜1040ヘクトパスカル)が発生、南東に移動し4日から5日位には日本を(おお)うようになり北西の冷たい季節風が吹き始める。
この季節風に乗って飛来をする。