1日目(2月19日)

夜勤明けの勤務が終了した後、徳山駅から新幹線に乗り博多駅を経由し、福岡空港へ到着。チェックインをすませた後、空港内のシャワールームでシャワーを浴びる。成田空港への直行便なので、福岡空港で成田からの国際線のチェックインもスルーチェックインでできたのだが、もしかしたら職場を出るのが遅れ空港到着がぎりぎりになるのを恐れ、手荷物を事前に成田空港に送っていたため、ここでのスルーチェックインは利用しなかった。スルーチェックインを利用すれば成田空港での手間が省けたのだが、昨年成田空港内に乗継施設もできて便利になっていたのだが、仕方ない。


この飛行機に乗ります。関東行きなので大きな飛行機を予想していたのですが、意外と小さい飛行機でした。
機種は、ボーイング737−700です。

国内線なので日本人がほとんどだろうと予想していたが、搭乗口に行ってびっくり、外国人ばかり。機内放送を聞いていると、この飛行機は全日空の属する国際的な航空会社のネットワーク、スターアライアンスグループのコードシェア便とのこと。「だから外国人が多いのね」と納得。

西日本は曇り        東日本は晴れ

        
成田空港到着。成田はいつ来てもでかいな。ここにくると「あー、いよいよ海外に行くんだー」という気がします。
スターアライアンスの集結する第1ターミナル南ウイングです。
行きは全日空とのコードシェア便のユナイテッド航空機に乗ります。なのでチェックインはユナイテッド航空のカウンターで。

        
この飛行機に乗ります。機種はボーイング777、いまや国際線の花形の飛行機ですかね。

出国手続きを済ませた後、空港内をぶらぶらし、寿司屋でビール飲みながら食事してたら、搭乗時間になりました。31番ゲートからの搭乗です。
この飛行機出発時間に一つ疑問が。成田空港のホームページで事前に確認したり、当日の成田の出発案内には16時15分発と記してあるのに、全日空のホームページや航空券には16時30分発と記してある。チェックインのとき確認したら、係員が「16時15分が搭乗の締め切りで16時30分が飛行機の出発時間」みたいなこと言ってた。普通そうなの?

        
搭乗。アメリカの航空会社なので乗客もアメリカ人ばかり、客室乗務員も日本人がいるはずだが、どこにいるか分からずアメリカ人ばかり。ここは日本国の千葉県の成田空港のはずなのに機内はすでにアメリカンでした。なんか不思議な気分。

機内はほぼ満席で、きゅうくつ。正直、ここで12時間も過ごすのはきついなと思ったが。終わってみれば機内食たべたり、ごそごそしてたらあっという間の12時間だった。ただ、自分としては本音をいえばユナイテッド航空の利用は避けたかった。なぜかというと、ぼくにとって、国際線の一番の楽しみは機内食を食べながら、ビールを飲むことだが、ユナイテッド航空は旅の主役・ビールが有料6ドルもする。といって飲まないのもつなんないのでお金出して飲みました。

        
出発後、すぐに北に向かうものだと思っていましたが、案外東よりに進んでいました。

       
機内食食べてビール飲んで一眠りした後、ついに出てきました、ユナイテッド航空の名物?きつねらーめん。ラーメンの中にお揚げが入っています。カップの横には「TOYO SUISAN」の文字が。日本の東洋水産が製造しているようです。だったらこれより赤いきつねか緑のたぬきを出してくれたらいいのに。ぼくが事前に調べたところだと以前は「きつねらあめん」と記されていたそうです。


五大湖付近上空、間もなく到着です。


ワシントン・ダレス空港到着。到着後、モービルラウンジという変わった乗り物に乗り、メインターミナルまで移動します。(写真は帰る時のもの)

メインターミナルに着くと、まず入国審査。9・11のテロ後厳しくなったと聞いていたので時間がかかると覚悟していたが、本当に長蛇の列。しかも、ゆっくりとしか進まない。30分位過ぎ、「このままのペースだと2時間以上かかるよー、けどこればっかりは仕方ない。到着間際にトイレに行っててよかった。」と超長期戦を覚悟していると、周りの動きが慌しくなった。「何、窓口が増えたの?」と期待感を持ってあたりを見ると、人が一人床に座りこんでいた。あまりの長さに体調崩して倒れたみたい。その後空港側もこれはまずいと思ったのか、窓口増やしてくれて進むペースが速くなる。その後、もう少しで自分の番だと思っていると、係員がぼくに「together?familiy?」と聞いてくる。何かと思ってると、ぼくを後ろの韓国人風の親子の家族かと勘違いしたらしい。入国審査では10本の指全部の指紋をとられ、顔写真を撮られた。そして係員が「Why are you here?」と聞いてきたのでぼくは滞在先のホテル名を聞いているのかと思いホテル名を答えると、係員はなぜか少しにやと笑った。後で、考えるとWhy are you here?=なぜあなたはここにいるのか?=なにしにきたのか?だから「Sight seeing」と答えなければならなかったのだと思う。

これからアメリカに行く人へ、飛行機が到着する前にトイレに行くことをすすめます。入国審査で時間がかかると思います。


ワシントン・ダレス空港、横に長い空港です。映画「ダイハード2」の舞台になった空港でもあります。

入国審査後、ターンテーブルから上げられその横に置いてあった手荷物を受け取り、空港入り口で5Aのメトロバスに乗り市内へ。タクシーだと50ドル、乗り合いバンのスーパーシャトルに乗っても30ドルかかるらしいが、このメトロバスはたったの3ドル1セント。かなりお得。それにぼくは海外では公共の交通機関を使うほうが好き。タクシーは便利で効率がいいが楽しくない。
バスに乗ってしばらくすると目の前にペンタゴンが。「おー、本物のペンタゴンだよ」と感動しているうちにバスは終点・L'Enfant Plaza へ到着。ホテルはそこから歩いて5分もかからないところであっさりとチェックインできた。