浄化槽「市民こそ主人公」つらぬく日本共産党 こんにちは、四浦順一郎です 要求実現へがんばっています 高すぎる合併浄化槽清掃料を引下げましょう 独占料金になっているのでは・・・ 浅江の農村地で四浦が「林間トーク」を開いたところ集まった人たちが口々に「合併浄化槽の清掃料金が高すぎる」と強調されました。旧光と旧大和で業者のエリアが決まっており「独占料金になっているのでは」「一人暮らしなのに年間10万円近くの清掃料金」の話もありました。そして皆が「料金引下げを議会で取上げて」と要請されました。 早速議会で取り上げました 早速10月決算議会の環境経済委員会で、高すぎる光市の合併浄化槽清掃料金問題を取上げました。右表のように下水道料より2,3倍も高く、光市も山口県も独占料金になっている可能性があります。京都府の船井郡衛生管理組合のような料金が全国で多数みられます。引続き取組みをつよめます。 合併浄化槽清掃料金/年の比較
光市は2業者、周南市は8業者、分離接触曝気方式 こんにちは四浦順一郎です 2010年11月18日号外
山口県下トップクラスの 合併・単独浄化槽清掃料を引下げよう 独占料金になっているのでは・・・ 昨年夏、浅江の農村地で四浦が「林間トーク」を開いたところ集まった人たちが「合併浄化槽の清掃料金が高すぎる」と強調されました。旧光と旧大和で業者のエリアが決まっており「独占料金になっているのでは」「一人暮らしなのに年間約10万円の清掃料金」の話もありました。そして「料金引下げを議会で取上げて」と要請されました。 合併浄化槽清掃料金/年の比較
光市は2業者、合併浄化槽の方式は嫌気ろ床処理方式。分離接触曝気方式90,837円と90,610円(光市の場合)5人槽は建物面積130u以下、7人槽は130u以上 この状態を放置している市の責任が重いことから、環境経済決算委員会、12月の一般質問で、合併浄化槽清掃料金問題を取上げました。左表のように、光市料金は県下最低料金比で2万9千円も高く、県下18業者平均比で1万円強高い(7人槽)ことがわかります。京都府の船井郡衛生管理組合のような低い清掃料金が全国で拡がっています。 下水道料金より格段と高い 下水道認定地域以外(市街化調整区域等)で家を建替えた場合、合併浄化槽設置を義務付けられるのに、下水道使用料に比べて合併浄化槽清掃料は大変高い金額(右表)であり、不公平です。 光市の年間下水道料金と合併浄化槽清掃料金の比較
下水道料金の2人世帯は10?/月使用として、4人世帯は20?/月として。合併浄化槽清掃料金は上段が嫌気性ろ床処理方式7人槽、下段が分離接触曝気方式7人槽であり、世帯数が何人でも同額。 周南市ですすむ改善 周南市では、昨年4月から合併浄化槽設置の補助率を4割から9割に引上げ、建物延べ床面積が130u以上でも世帯数が5人以下なら5人槽を認めるなど改善がすすみ、合併浄化槽設置が急増しています。 浄化槽清掃料金値下げ署名運動をはじめました 自治会単位(回覧方式など)のご協力を歓迎します 三井地区連合自治会総会で、この署名推進の確認をしました 署名運動の事務局 電話・FAX 72-0769 こんにちは四浦順一郎です 2011年3月号外市は市民のくらしを守る立場つらぬき 浄化槽清掃料金値下げと改善を 業者言いなりは改めるべきです 3月光市議会、四浦議員の一般質問B 前号に続いて、3月光市議会、四浦の一般質問について報告します。今回は、市民のくらしを守る立場から「合併浄化槽設置補助率は、周南市並みの9割に。浄化槽清掃料金の引下げとサービス向上を」左記に報告します。 周南市では浄化槽設置補助率が9割 Q 昨年4月から周南市では合併浄化槽設置補助率を9割にしたようだが? A 周南市では、公共下水道、農業集落排水などより補助率を増額してでも浄化槽を設置する方が費用対効果で有益と判断したと伺っている。本市でも参考にして調査研究したい。 3年ぶりの清掃で、2.5倍の清掃料金 Q 浄化槽法にもとづく一年に一度の清掃をしていない世帯数は? A 浄化槽清掃業者に確認したところ、約30世帯。 Q 何らかの事情で、3年ぶりに浄化槽を清掃、汲み取りした世帯が2.5倍の清掃料金を請求されトラブルの例がいくつもあったが? A 「真摯に対応してほしい」とその業者に云った。 12月議会以後、業者と協議してない Q 環境事業課の1年半前の相談カードに「清掃料金は隣接市町に比べ高い料金であるが、不適正な金額と考えていない」と苦情市民に回答している。12月議会で高すぎる清掃料金や業者がエリアを決めている問題など取り上げたが、その後業者と話し合ったか? A 12月議会以後、業者と協議していないが、清掃業務が安定的、継続して実施できる環境維持に努めたいと考えている。 市長は無言、副市長は答弁先送り Q 該当業者と協議し、意見交換くらいすべきでは? A 例えばこの問題で、署名運動があり、提出先は市長になっているので、そのとき業者との協議の機会をもちたい。 Q 議会軽視がはなはだしい、この環境部長の答弁をいかがお考えか?やむを得ず市長に聞く? A (市長は無言、副市長「答弁」)この件につきましては、私の記憶していることと違いがあるので、調査して後日のお答えとしたい。 あれこれ ▼農村部の家の建坪は大きい。かって多人数だった世帯が、いまは1人とか2人住まいになっている場合もある。国民年金が1ヶ月で数万円しかない世帯で、浄化槽の清掃料金が1年分で10万円近くも請求されたのでは払いたくても払えない。▼市民の苦情に対して「清掃料金は高いが、不適正な金額とは考えていない」と答えている担当課。「清掃業者と協議すべきでは」と求めたのに対し「署名が提出されたら・・・」と議会のイロハを弁えない部長答弁。これを聞いているのにコメントすらできない市長。答弁を先送りする副市長。▼市民の利益の上に特定業者の利益を置くやり方正すには、署名の力も必要だろう。 こんにちは 四浦順一郎です 2011年4月28日
高い浄化槽清掃料値下げに尽力を 独占価格で県下トップの清掃料金 9月光市議会・四浦議員の一般質問報告A 前号に続いて、9月光市議会における四浦の一般質問について報告します。今回は合併・単独処理浄化槽清掃料値下げと清掃サービスの向上のために、です。 8月8日に、光市連合自治会協議会(河村龍男会長)が光市長に、防災・防犯・生活環境整備など15項目の要望書を提出し、このなかに合併・単独浄化槽清掃料金値下げが約千5百筆の署名付きで要望されました。この要望を受けて、浄化槽清掃業務の許可をしている市と業者の話し合いがはじまる中での議論を左記に報告します。 光市連合自治会協議会からの署名千5百筆余 Q 光市連合自治会協議会から要望書とともに浄化槽清掃料金値下げ署名が市長あてに届けられたが。 A 三井連合自治会の36自治会はじめ、全部で46自治会から1535筆の署名が提出された。 署名の重み=市民の関心の深さを感じている Q 署名の重みをどう感じている? A 市長あての署名で、一人ひとりの願いを真摯に受けとめ、各自治会回覧で短期間に集められたので、関心の深さを感じる。 県内他業者との比較で光市は高い位置にある Q 光市連合自治会協議会に対する回答は? A 「確認できる県内他業者との比較で光市の清掃料金は高い位置にある」と回答。 市は、光市業者に「経営努力してやってほしい」 Q 光市連合自治会協議会に回答するにあたって、市は業者とどのような協議を行なった? A 光市の業者に対しては、経営努力などでやってくれと、要請した。 合併浄化槽清掃料金/年の比較
上表は嫌気ろ床処理方式。分離接触曝気方式7人槽は90,837円。 あれこれ ▼農村地を多くかかえる三井連合自治会は、総会にかけてこの署名運動を行なった。そして光市連合自治会協議会が動いた。▼こうしてついに市は、該当業者と話し合うところまできた。四浦が議会で取りあげてから、ちょうど1年が経過している。▼それにつけても市環境部の対応はだらしがない。1年も経っているのに県内業者の半分も料金調査がすすまないとは。四浦が個人的に調べてもつかめるのに。引続き10月の委員会審議で質したい。▼26日、浅江土井(33世帯)で浄化槽清掃料値下げの林間トークが開かれ16人が参加。2軒に1軒の割合で参加があり、関心の高さを示した。行政に対する不信の意見が続出した。 こんにちは 四浦順一郎です 2011年9月29日 1,535筆の署名の力、連合自治会要請の力で 合併浄化槽清掃料が1万3千円(7人槽)下がる 業者言いなりの市の姿勢が浮きぼりになり 正常化への一歩を踏み出しました 12月光市議会・四浦議員の一般質問報告@
登録清掃料は7万7千円、徴収料金は9万円 Q 合併浄化槽清掃料について、今年10月まで市が掌握していた旧光地域の嫌気性ろ床方式7人槽で料金は? 実際の徴収料金は? A 市が掌握していた料金は7万7千円、実際の料金は9万円。 14年間も二重価格が続いていた Q この二重価格はいつから、いつまで? 2年に1度の業者からの申請、市の許可時に料金を確かめなかったの? A 制度がはじまった平成9年から今年10月まで食い違っていた。申請時に料金を聞いたが「いままで通り」を繰り返していた。 議会で大問題中も料金を確認しなかった Q 浄化槽清掃の独占価格を昨年9月議会から取り上げ、半年経った今年3月末から4月にかけての申請・許可時にも具体的料金を確認しなかったの? A この時も、何円ということでなく「いままで通り」であった。 9万円の清掃料は県下で超トップ料金 Q 従来の9万円という清掃料金を県下の業者料金と比較すれば? A 18業者中、一番高い料金であり、2番目に高い業者は約8万円。 業者言いなり改め、市民主役へ切り換えを Q 議会軽視であり、無責任の極み。市長の感想を問う? A (副市長)陳謝し、正常化させたい。今日の議論はこの辺で。 Q 清掃料が値下げになったのは短期間に千5百余筆の署名が集まり、連合自治会が要求を取り上げたから。引続き、正常な競争原理を働かせ、清掃料値下げ、サービス向上へ力を尽くしたい。 旧光市業者の合併浄化槽清掃料が値下げ(7人槽)
出前講座を各地で 元は多人数の農家で、いまは一人住まいという家もある。年金が少額で、居住者数に関係なく毎年10万円の合併浄化槽清掃料を取られる苦しみ。市民の願いに心を寄せる政治であらねばと四浦議員は強調している。まったく同感だ。この度の値下げの原動力は、1,535筆の署名、三井や光市連合自治会が市長への要請として取上げたこと、三井溝路自治会が出前講座を開き、市の担当部課長を招いたことなどが力になった。そして四浦議員の議会内外の活動が自治会・住民運動を加速させた。引続き県下平均以下の清掃料めざし力を尽くしたい。今後も各地で出前講座などを開くことを期待したい。 浄化槽正常化ニュース 2011年12月25日 発行:光市浄化槽正常化グループ 高すぎる浄化槽清掃料の値下げを求める
3月光市議会、四浦議員の一般質問報告B 光市の合併浄化槽清掃料は、依然トップクラス Q 山口県13市の浄化槽清掃業者数は? 光市の合併浄化槽清掃料は何番目? A 13市には72業者ある。そのうち合併浄化槽清掃料を光市として調査できているのは18業者。本市の許可業者の清掃料は高い方から3番目と5番目。 14年間も「2重価格」、大いに反省している Q 議会本会議等で答弁していた合併浄化槽清掃料と、実際に業者が徴収していた料金は7人槽で1万3千円も高かったが? A 実際の徴収料金と市が把握していた料金の違いにこれまで気づかなかったことについて大いに反省している。今後許可申請時には正確な料金把握に努めたい。 単独浄化槽清掃料も山口県内で高い位置 Q 単独浄化槽清掃料は県内でどういう位置に? A 県内で清掃料を確認しているのは26事業者。清掃料は1社(旧光地域)で概ね高い位置、他の1社(大和地域)は中程に位置している。 単独浄化槽清掃料は旧光地域と大和で格差 Q 市が把握している単独浄化槽清掃料は? A 許可2業者の料金は・・・(下表の通り)。 準公共料金でありながら、いびつな料金体系 Q 大和地域の合併浄化槽清掃料金は嫌気ろ床方式と分離接触曝気方式で異なったままでは? A 二つの方式とも同じ料金。 Q そうではない。違っているはずだ。資料を取りよせて。 A (取りよせられた資料をみながら)言われるように、清掃料は二つの方式で約1万3千円の格差があった。大和の業者に光地域業者の料金是正を伝え、大和での料金是正も前向きに検討したい。 Q この問題に力を入れるのは、準公共料金でありながら歪な料金体系になっているからだ。下水道料金は、使った量に比例した料金、従量制になっているが、浄化槽清掃料は、7人住まいだろうが、1人住まいでも同じ料金だ。(しかも業者はエリアをすみ分けして独占料金。)年金が月4万円しかないご家庭で、毎年9万円の清掃料金を徴収される。清掃料の引き下げは不可欠だ。
単独浄化槽清掃料の旧光、大和業者比較
あれこれ ▼3月議会に「第2次光市行政改革大綱の改訂(案)」が執行部から提出された。その2、基本的な視点の冒頭に、「『役所の論理』から『市民こそ主権者』への転換」というタイトルが躍っている。▼浄化槽清掃料金の議論をしていると、市民が主権者どころか、業者が主権者で、役所はその従者の感が強い。▼14年間もの「二重価格」の事実に対して、市長は担当部課をお咎めした形跡もない。 こんにちは 四浦順一郎です 2012年3月15日 日本共産党あさなえ支部 光市浅江5丁目13-5-C-103 ?72-0769 71-3097(四浦) 署名運動と議会活動が響き合ってくらしを守りました 県下最高の浄化槽清掃料が2回値下げ 広報ひかりの1月10日号で、旧光地域の浄化槽清掃料金値下げが示されました。昨年12月議会の一般質問に対して、今年1月から清掃料金を2,000円から5,000円値下げするという答弁にもとづく紹介記事となったものです。記事には、合併浄化槽の嫌気性ろ床方式の清掃維持管理料金のみが紹介されていただけでしたので、合併浄化槽の分離接触曝気方式や単独浄化槽の各方式の清掃維持管理料金について、下の二つの表で示しますので参考にしてください。 「二重価格は大問題」と四浦議員が正常化の道を開きました 旧光地域の浄化槽清掃料金は、山口県下でダントツトップでした。しかも市に登録されている料金に対して実際に業者が徴収する料金が7人槽で1万3千円も高いという歪みがありました。こうした大問題を四浦議員が議会で繰返し取上げてきました。合併浄化槽の清掃料金の値下げ
各地の自治会が署名運動 議会での議論と並行して、浄化槽清掃料値下げ署名発起人である高村恵規さん(三井溝路)が署名を呼びかけました。各地の農村地域の自治会が回覧方式などで署名に取り組みました。連合自治会のなかには、総会で署名運動を決議し全自治会で取組みました。 値下げ署名1,535筆 こうして一昨年夏、短期間で1,535筆の署名が集まりました。昨年の議会報告会でも、意見要望が出されました。単独浄化槽の清掃料金も値下げ
署名運動と議会活動が政治を動かした 市民からの苦情が頻繁に市に届けられていたにもかかわらず、長い間歪みが放置されていた浄化槽問題でしたが、上記のような経過で、合併浄化槽清掃料は2度の値下げ、単独浄化槽清掃料も値下げが実現しました(上表)。 用語解説 合併浄化槽:トイレ(し尿)をはじめ、台所や洗濯水、風呂など生活排水の全てを処理します。 単独浄化槽:トイレ(し尿)だけを処理します。
人槽:日本工業規格(JIS)で定義されており、住居面積に応じて浄化槽の規模が決まります。 |