スターライトファンタジーin虹ヶ浜

 

 

瀬戸内タイムスより  

光市が6〜13日虹ヶ浜海岸で繰り広げた『スターライトファンタジーin虹ヶ浜2005』の集客数は約7万6300人(市観光係調べ)に達した。来夏はさらに内容を充実させ、全国に情報発信していきたいという。
 虹色に染まる虹ヶ浜で、水中からのライトアップによる日本初のナイター海水浴と海浜イベントを融合させたスターライトファンタジー。昨夏、2日間にわたって試験的に繰り広げ、全国的な話題となった。
 2年目の今夏は期間を8
日間に延長したうえ、新市誕生を記念して花火大会をドッキングさせた。ナイター海水浴もバージョンアップ。発光ダイオードの光源を1基から2基に増やし、オリジナル曲に合わせて噴水、ムービングライト、レーザー光線を駆使したウォーターカーニバルを繰り広げた。
 また、砂浜に特設された舞台ではダンスパフォーマンス大会や室積出身の歌手、あさみちゆきライブなどが開かれた。
 これらが人気を呼び、夜間も1000人前後が訪れた。7日の花火大会は光市のイベントとしては過去最大級となる6万8000人の人出。往時を思わせるにぎわいとなった。
 8日間の昼間の海水浴客を含めた来場者は約15万1000人。経済効果は約9000万円とみられる。
 市観光係によると、光市周辺だけでなく、下関や山口などからも問い合わせが相次ぎ、県内各地から大勢の人が訪れたという。長崎県壱岐市など海水浴場を抱える自治体や海浜開発業者も視察に訪れた。
 特殊照明装置で砂浜となぎさ公園を7色に染める『渚のライトアップ』(日没〜午後11時)は今月末まで続けられている。
 なお、今夏の海水浴客数も順調で、昨夏を上回るペースという。