定例会

4.観光行政について

@観光拠点の再確認と管理体制
冠山総合公園は、1年を通して楽しめる市民の憩いの場所、子供達の学習の場または観光拠点として非常に効果の上がっている総合公園と思いますが、その他の観光拠点として紹介されている場所は、どうなのでしょうか。
先日、室積で心のこもったおもてなしをしようというコンセプトで、室積に新しい協議会が発足されました。ここでも非常に多くの貴重な意見が出され、もう一度観光マップに挙がっている場所と現状を確認し、誰が何時来られても楽しめるようにすること、自分たちのまちをもっと勉強して知ろうという意見が出されました。観光マップ等に記されている場所がどのように管理され、利用されているのかもう一度点検し、1年を通して、多くの方に利用できるような管理体制をとる必要があると思っています。
観光行政の現状と課題についてまずお答えいただき、観光のエリアに記されている公園・施設の整備、遊具の点検等を具体的にどのように実施しておられるのかお答えください。
また予算的な問題があるとすれば、地域の方の協力による管理体制作りはできないのかということも視野に入れておられるのでしょうか。まさしく、自分たちの町を知ることから始める観光でなければ、心のこもったおもてなしはできないと思っています。打ち上げ花火的な仕掛けもたまには必要ですが、小さくても中身の濃い観光地であるべきと考えています。



答弁
まず、観光行政の現状と課題でございますが、近年、生活のゆとりや余暇時間の増大等により、観光・レジャーに対する価値観も年々多様化しております。さらに、物質的な豊かさから、ゆとり・生きがいといった精神的充足や個性的なライフスタイルの実現などが指向され、観光行動も従来型の「見る」観光から「学ぶ」、「体験する」、「ふれあう」観光へと変化してきております。
 本市におきましても、冠山総合公園の開園以来、訪れる観光客の増加が目立っており、四季折々の花木とふれあい、自然を体験し、学習する場として、多くの方々に愛される観光拠点施設としての地位を確立しておりますことは、ご承知のことと存じます。
 また、室積海商通りや象鼻ヶ岬、普賢寺などを中心とした歴史的観光資源を誇る室積地域にも、年々多くの観光客が訪れるようになり、県東部における新しい観光スポットとして県内・外から注目を集めているところでございます。
 このように、年を追うごとに増え続ける観光客に対する受入れ体制の整備や、そこに住んでおられる住民のホスピタリティ、つまり「心のこもったおもてなし」の推進が、今後の観光振興を図るうえでの大きな課題となっております。
 次に観光拠点の再確認と管理についてですが、今後、新しい観光地として生き残るためには、何が求められているかを把握し、それにどう取り組むかが重要であります。
このたび室積地域内において、まちづくりのために活動されておられる各種団体や、地域経済の発展に寄与されておられる団体の方々で組織する「室積観光ホスピタリティ推進協議会」が設立されたのも、このような認識に基づくものと考えております。
先般、その協議会の発足にあたりまして、会員皆様との意見交換を行いましたが、その中で、「自分たちの足元、つまり自分たちが住んでいる室積地区の現状を再認識することが大切」というご意見が出され、皆さんが賛同をされました。
すなわち、観光施設、あるいは公園等の現状を自分たちの目で確認し、観光客を受入れるためには今後、何が必要かを考えていこうという主旨であります。
このように、地域の方々が、自らが考えていくという取り組みは、非常に大切なことだと思っております。
市といたしましても、それらの施設の維持管理につきましては、各所管がそれぞれの予算の範囲内で、シルバー人材センターや個人、あるいは業者委託等の手法をとりながら、点検、補修、整備なども行っているところでございますが、これからも各所管間が連携を密にして、観光客受け入れのための基盤整備を行っていきたいと考えております。
また、管理方法につきましては、今後、この協議会等を中心とした地域の方々のご協力を得ることも肝要と考えておりますし、効果的な管理体制の整備等も検討してまいりたいと思っております。
議員仰せのとおり、「小さくても中身の濃い観光地」づくりのために、官民一体となった取り組みを展開していきたいと存じますので、ご理解をいただきたいと思います。