定例会

5、独自のサービスに知恵を

新聞の記事に、何でもランキングという見出しで、早朝・深夜にやってほしい行政サービスという内容が載っておりました。ここで、記事を少し紹介いたします。「役所に書類を申請したくても勤務のある平日は難しい。有給をとって窓口に並んだ経験はないだろうか。統一地方選挙で首長が交代、新体制で始動する自治体も多い。「早朝・深夜にやってほしい行政サービス」を聞いたら、日常生活に密着したものが上位を占めた。その内容は1位 公立病院、救急患者を除くと夜に日中と同じ診療をする公立病院はないという。平日はいけないし、夜は当直だけで専門医がいない2位 運転免許の更新3位 バス・地下鉄などの公共交通機関4位 図書館、帰宅時に寄りたい5位 ごみの回収・リサイクル、カラスにやられるケースも多く夜間回収を求める意見が圧倒的に多い6位 戸籍謄本・抄本の交付申請7位 パスポートの申請・交付7位 住民登録届出・住民票写し交付申請9位 公立保育所10位 確定申告など税務申告
これらの記事からもうかがえるように、すべてをクリアーする事は難しいけれど、光市としては1位の公立病院に合併を機に、独自性がだせないか?5位ごみの回収の見直し9位の公立保育所の時間延長といった分野に少し、独自のサービスをおこなえる可能性があるのではないかと考えます。地域によって多少のずれはあると思いますが、光市独自のサービス提供を確立していくために、多くの市民のみなさんからの意見を聞いて、小さなことでも出来ることから改善していくことが大切なのではないでしょうか。光市独自のサービスを、どのように考えておられるのか当局のご見解をお伺いします。

答弁

早朝、深夜に実施して欲しい行政のサービスのランキングの紹介と併せまして、光市独自のサービスについてのお尋ねをいただきました。
社会環境の変化とともに市民の生活リズムも多様化してきており、日常生活に密着したサービスの提供は、その生活リズムに併せて実施することが求められておりますし、その努力もしていかなければならないと考えております。
一方、多様化する市民ニーズのすべてに対応していくことは、その効果や効率性、さらには行政の守備範囲といった点からも十分検討する必要があり、時代や社会の変化に柔軟に対応しながら、的確な施策や事業の選択と併せまして、独自サービスにも知恵を絞っていかなければならないと考えております。
こうした中、光市におきましても、一番市民に身近な住民票や印鑑証明、さらには税務関係証明につきましては、日曜・祝日も含めて夜7時まで自動交付機による対応を始め、毎月3回の市税や各種使用料等の夜間収納窓口の開設、図書館の夏期の開館延長、さらには保育所の延長保育やホリディ保育の実施など、市民ニーズに応えるため、独自の施策を実施しているところであります。
今後も議会からのご意見やご提言を始め、市民アンケートや市民ふれあいトークなどの公聴活動を通じまして、時代に応じた市民ニーズを的確に把握しながら、一層の市民サービスに努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。