定例会

4、市民参加会議の充実

幅広い世代の意見こそ、市民参加では


光市には、市民参加の審議会がざっと調べても約50くらいあります。法的に決められたものから様々ですが、専門的な分野を除いても、かなりの人がかかわっておられます。内容によっては、10代からの各年代の幅広い意見を聞くことが、非常に役立つこともあると思っています。しかし、従来の会議のやり方で、本当のまちづくりに市民が参加しているのか疑問を感じることがあります。教育委員会の教育開発研究所の設立のときにもご提案いたしましたが、従来どおりのやり方ではなく、多くの市民の意見を集約するためには、たまには土・日に開催されたり、平日の夜に開催したりという考えは、今までの審議会の中から提案はなかったのでしょうか。また法律で定められた審議会を効率よくまとめたり、専門性の高い審議会は専門委員会に移行するなど、中身の濃い有意義な会議に変えていく事が重要ではないのかと考えます。現状は、会議は平日の開催がほとんどで、もちろん職員の業務時間中であるために、参加できる人は限られます。また、当て職と言われるような重複した会議をやめ、出来るものは公開で審議するなど、従来のやり方をかなり改革するべきではないでしょか。会議によっては、開催が遅く、一年を通してあまり効果の出ていない会議もあるように聞いています。公募して広く市民のみなさんの意見を反映するべき事も、形だけの公募になっていないでしょうか。お答えください。

答弁

市民ニーズが多様化、高度化する中で、審議会などにおける調査・審議の場は、市民がさまざまな市政運営に参加し、意見を反映できる機会として重要な役割を果たすと考えております。
そのため、市民の意見を聴く機会をより一層充実するとともに、市の施策の企画過程に大きな影響を及ぼす審議会等の委員の人選は、大変重要であると考えております。
委員の選出につきましては、審議会等の円滑な運営や活性化を推進するため、主に学識経験者、議員、関係団体等の職員、代表者など、さらには女性や若年層の登用を図り、現在一部の審議会においては公募も実施しているところであります。
土曜・日曜日、夜間開催については、議員ご提言の趣旨も踏まえ、今後の審議会等の開催において、委員を始め。市民の声に十分耳を傾けながら開催してまいりたいと考えております。
また、委員の兼務や再任の制限、審議会等の公開、公募のあり方など、審議会全般について見直す必要があると考えますが、当面、公募委員、女性委員の比率の拡大に努める必要があると考えております。
いずれにしましても、会議の公正性の確保と透明性の向上を図るとともに、市政に対する市民の権利を拡充し、市政のより一層の推進を図るため、幅広く委員の登用を図り、市民の意見を反映できるよう努めてまいりたいと考えております。ご理解賜りますようお願いいたします。