定例会

5、トーメン第2団地のその後の経緯について

最後の質問になりますが、トーメン第2団地のその後の経緯についてお尋ねいたします。
この件に関しましては、本年6月の定例会におきまして、私自身、室積19号線の整備についてお尋ねすると共に、次の9月議会では、同じ会派の先輩議員さんからも、トーメン第2団地予定地を購入して道路等の都市基盤整備を行い、室積地域の発展や活性化に資する様々な活用の方法を検討していただきたいとの地域住民の熱き思いをもって、要望がなされております。
私自身、この計画用地を改めて見させていただきましたが、荒地のままで、緩やかな丘陵地は、室積地域に唯一残された開発可能な場所であると共に、地形や自然環境を考慮した様々な活用が考えられると思います。
9月の助役さんの答弁で、トーメン都市開発(株)では、この予定地の開発は大変厳しい状況にあると認識し、今後の方向性を検討中であるように聞いているとのことでございましたが、その後の状況についてお伺いしたいと思います。

 

答弁

 議員さんからご案内がありましたように、9月議会において、ご質問にお答えする中で、未買収地の存在と近年の社会経済情勢の変化から開発には大変厳しい見方をされており、今後の方向性を検討中であるやに聞いていると報告を させていただいております。また、この開発予定区域内にある買収済みの土地が仮登記のまま置かれているなど、多くの解決すべき問題が残されておりますと報告させていただいております。
 その後、トーメン都市興発株式会社としては、これらの問題の解決に向けて、現地の実態調査をされるなど、具体的な検討がなされているようでございますので、早晩、今後の方向性について結論が出されるものと考えております。
 本計画地内には、地区出身の議員の皆様から度々早期整備要望をいただいている室積19号線など、整備を必要とする市道もあるわけでございまして、このことは、会社側といたしましても、これまでの経緯 からして十分に承知していただいているわけでございますので、当然に相談があるものと考えております。
 市といたしましては、都市基盤整備に必要な公共施設等の用地の確保をするといった観点から、結論を待って協議をしてみたいと存じます。