定例会

2、教育問題について


・学校図書のあり方・・・小・中学校の充実
この問題は、以前から何回も質問しておる事ですが、現在の図書指導員配置は各小学校に配置されていますが、毎日ではなく3人で市内各学校を週2・3日の割合で配属されています。以前は浅江と室積に2人の方が5日間配置されていました。図書室の司書の方の配置で、随分効果があげられ、全小学校にそれぞれ配置してくださったことに対しては非常にありがたい事だと思っています。
しかし、当初の5日配置されていた時と比べ、配置日数が少ないだけ支障も出てきています。
1、以前より子どもとの関係が希薄になり、相談事をぶつける子どもが少なくなった。(あてにしなくなる)
2、図書室のマナーが悪くなった
3、指導員の方のいない日の図書室のあり方が問題(先生が忙しくて図書室に携われない状態)
4、各学校の先生の授業に関わる資料のお手伝いが以前より減った
また、中学校の現状は全く司書の配置がないので、本の整理も分類も出来ていないところが多く、子どもの委員会活動では指導者がいないので効果が薄いという状況です。
費用対効果の面で、効果の上がっている事になぜ踏み込んだ充実を計画しないのでしょうか。また、指導員の方の意見を吸い上げる協議はなされているのか。お答えください。

・情報の公開・・・学校は、まだまだ遅れている分野で、もっと学校で起こっていること、不登校・いじめ・学級崩壊等、問題を隠さないで、さらにその問題を内部で片付けるのではなく、現実と向き合い、どう対処すべきかをPTA・地域の人を巻き込んで解決策を考えるべきではないかと思います。もちろんそこには、保護者との信頼関係を保つ事も大切です。
問題が起こった場合の対応はどのように指導しておられるのでしょうか。今後の対応をお聞かせください。

・特色ある学校づくり
各小中学校での特色ある学校づくりとして、伝統文化の継承・地域性を生かしたもの等様々な取組が行われ、それぞれに成果が上げられていますが、まだまだ不十分のような気がいたします。これからはもっと中身の濃い充実したものの取り組みとして、専門的な知識をもち、指導のできる教師の確保に努めていただきたい。それに伴い、出来ない部分は地域の専門知識・技術のある方にもお願いして、さらに学校生活に活気が出るような、子供達に思いで多い内容ができるよう努力していただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。

・社会体育の充実
中学校の社会体育部門の今後として、来年4月から義務教育が週休二日制になり、部活がなくなろうとしている・・・という紙面を見ました。少子化により生徒が減り、それにともない指導者も減る。教育改革から完全週五日制・総合的学習時間も生まれ、部活の先行き不安に拍車がかかるという紙面でした。
青少年のスポーツ離れ・それに代わる地域クラブの必要性をどう考えておられるのかお聞かせください。
私は今、地域のスポーツクラブを育てていく必要があると思います。 
なぜなら、今の学校の現状は、
1、学校指導者に専門的知識がない場合がある
2、子ども達の育成途中での転勤がある
3、少子化による活動の休止
4、小中高一貫指導が出来ない
5、他の学校と一緒に活動できない場合が多い
6、子ども達の技術的・精神的向上心を損なう恐れがある。能力をつぶさないで欲しいという思いがあります。

地域総合スポーツクラブの最大のメリットは「人を育てる」ことだと思う。
2、子ども達のニーズに対応できる(競技力向上)
3、地域には色々な経験をされた方がたくさんおられ、子ども達の育成を手助けできる
4、学校体育で対応できない部分を解消できる
5、地域の活性化につながる
デメリット
1、活動場所の確保が大変
2、活動費か必要となる
このことからも今後、学校同士の連携やこういった地域のスポーツクラブを育てていく事が大切なのではないでしょうか。
大切なのは人を育てるということで、それはスポーツで必ずできます。例えば、高齢化社会になっても、みんな元気だったらいいことだし、年齢や体力や技能に応じて楽しめるスポーツの環境があれば、みんな元気に暮らせるでしょう。ただ、人を育てるのは時間がかかります。30年後のことなど誰にも分からない。その子どもが優秀かどうかは・・・だから底辺を広く、人をスポーツで育てていかなければいけないのです。今後学校単位と、クラブが共栄共存していく時代が必ずきます。 だからこそ地域総合型スポーツクラブは、今、文部科学省が推進し、NPO法人や各地の草の根レベルの市民スポーツ活動団体の中で、最も注目を集めている話題なのです。近隣でも来年からスタートする情報があリますが、光市ではどう取り組むお考えでしょうか。お聞かせください。

 

答弁

 学校図書のあり方については、平成15年度からは、12学級以上を有する小中学校に司書教諭が配置されることになっており、現在では、小中学校教諭合わせて16名が司書教諭の資格を取得してきているところです。
 本市におきましては、図書指導の充実を図るため、他市に先がけて、市独自の予算で図書指導員を配置してきており、本年度からは3名の図書指導員配置により、全小学校において図書館の整備が進み、児童への貸し出し冊数の増加等、目に見える形で成果があがっていることにつきましては、これまでもお答えしてきている通りであります。
 議員仰せのように、この図書指導員配置は費用対効果の面から申し上げますと、大変大きな成果を上げている施策の一つでありますが、中学校への配置拡大や、他校とのかけもちをしなくてすむような新たな人員増は、現状難しいと考えております。 各学校においては、図書館経営・読書指導の一層の充実を図るため、図書館担当教員を中心に積極的に取り組んでいくよう指導して参る所存です。

本市におきましては、各園・各校で地域の特性を生かした特色ある学校づくりに取り組んでおりますが、その中には、専門的な知識や技術を有した地域の人材を活用している学校もいくつかあります。
 特徴的な例を申してみますと、まず、光井小学校では、光太鼓保存会、「馬場 登先生」の指導のもと、月2回のクラブ活動の時間に練習を重ね光太鼓を継承しており、多くの場でその成果を発表しております。今年度は、きらら博「光市の日」に演奏をし、大喝采を受けております。
 また、島田中学校では、部活動の一つとして、郷土芸能「島田川人形浄瑠璃」を、島田人形浄瑠璃芝居保存会の「原田 秀明先生」の指導のもと、毎日放課後練習し継承しており、毎年8月には、光市民ホールで奉納上演を行っております。 
 今後は、現在、登録者募集中である生涯学習サポートバンクの活用も視野に入れ、文化芸術活動やスポーツなど、特色ある学校づくりに地域の人材の積極的な活用を図るよう各校へ働きかけていきたいと考えております。

 社会体育の充実についてお答えいたします。
 中学校の部活動についての問題点は、新聞紙上等で以前から取り上げられておりますように、少子化に加え、来年4月から実施の学校週5日制による休業日の増加等もありまして、いよいよ切実な問題となってまいりました。
 議員ご指摘のように、専門の指導者不在や少子化による部員不足といった理由により、中学校の体育クラブが統廃合され、自分の希望するスポーツが出来ないといった状況が増えてくることも想定される所でございます。
 このような問題を解決するためには、議員ご指摘の「総合型地域スポーツクラブ」の設立が必要ではないかと考えている所でございますが、この地域スポーツクラブは、地域住民の主体的な運営のもと、地域の誰もが年齢や技術などのレベルに応じて参加でき、おおむね中学校区の単位で活動拠点となるスポーツ施設を持ち、定期的・継続的な活動がされるというもので、年齢を超えた一貫指導により、いろいろなスポーツに親しむことができるなどとされております。
 このクラブの主役は、あくまでも、「地域」の住民の皆さんでありますので、基本認識として「自主的な運営」「自主財源を主とする経営」「クラブとしての理念」が必要となってきますことから、その設立・育成にあたっては、経営能力のあるクラブマネジャー、運営委員と多くの指導者、スポーツドクターなどの人材とともに、会費を主体とした財源の確保が必要となってまいります。
 現在、県内では、14市町村で設立または設立予定であり、また、全国でも数多く設立されておりますものの、行政主導で行われたため、補助金運営が行き詰まってしまったという例も少なくないと聞いております。
 こうした状況を踏まえまして、教育委員会といたしましいは、他市の先行例などを調査・研究しながら、今後の方向性について協議しているところでございます。
 なお、当面の方策として、中学生・高校生のスポーツ少年団への加入により、一貫的な指導を図ることも検討している所でございます。  ご理解賜りたいと存じます。