定例会

公民館について

@これからの公民館のあり方

公民館とは、社会教育法に基づき、市町村に設置され、住民のために実生活に即した教育・学術・文化に関する各事業を行う施設とうたわれています。私も地元公民館には非常にお世話になり、ありがたさを痛感した経験があります。しかし、もっと世代の幅が広い利用が出来ないものかと思っています。以前にもこのことについて質問させていただきましたが、その後各公民館での新しい取り組み、一部の方だけの活動の場ではなく、幅広い世代に利用しやすい施設に変わっているのでしょうか。その後の活動状況についてお聞かせください。

Aやまびこ文庫への支援

若い人の活動の場所であり、子供達の交流の場でもある公民館に今もしっかり根付いているやまびこ文庫。私の子供も長い間お世話になりましたが、こういう活動は地域で見守っていく必要があると思います。本に親しみ、読み聞かせの習慣を持たせ、若いお母さん達の交流の場所にもなっている貴重な活動です。自治会の子供会活動が無くなっている中、四季折々の行事、例えばクリスマス会・ゲーム大会など積極的に開催されています。また、文庫内でも読み聞かせのコーナーを設けておられますが、図書館で月1回行われている司書の方の読み聞かせのコーナーを、定期的に文庫で開催していただいたり、そこで本に詳しい方のアドバイスをいただきながら、親も一緒に勉強できる機会があればと考えます。ここを拠点に、若い世代のお母さん方の力を借りて、行政と上手く協力しながら子育てにやさしい場作りをしていくのもアイディアだと思います。今、図書館での月1回の読み聞かせは、第3土曜日午後2時から40分くらい行われています。最近では、室積小学校の図書指導員の方の要請で、年に1回室積小学校に読み聞かせに出向いておられるとの事です。これも小学校に派遣されている図書指導員の方のおかげで、本に対する子供たちの出会いがふくらんでいるのではないでしょうか。文庫に限らず、様々な活動グループの横の連携を密にして、その中に行政も協力していただけるような体制作りをしていただけると、素晴らしいネットワークが出来ると思います。
やまびこ文庫は、差別なしで地域の子供たちを受け入れているグループです。文字を読み、書くことなど自己表現できる子供が少ない中、文字文化の大切さを実践で行っているものといえます。学校図書の大切さと同じレベルで考えるべきではないでしょうか。 また、近い将来、室積公民館も建て替えられるときが来ると思いますが、ユニバーサルデザインを基本に、1Fと2Fを同じような使い方ができるものとして建て替わって欲しいと願っています。今後の支援をどのようにお考えかお示しください。