定例会

まちづくりについて

松原海岸の生活道の整備

環境整備もまちづくりには欠かせない問題の一つですが、ここでは以前質問させていただいた室積海岸の生活道の整備について質問します。虹ヶ浜海岸同様室積海岸は、昭和58年に「日本の名松100選」、昭和61年に「森林浴の森100選」、昭和62年に「日本の白砂青松100選」、平成8年には、国民の祝日「海の日」の制定を記念した「日本の渚100選」、平成10年に「日本の水浴場55選」に選ばれています。
毎年シーズンには、県外からも多くの海水浴客やキャンパーで脹わい、秋から冬にかけての海岸から見る美しい落陽もロマンティックなところです。 
しかし、室積海岸の中でも松原海岸に面した道、ここは市道としての認定がなく、生活道となっている道です。昔からの経緯なども複雑で、また国立公園内でもあり、保安林地区でもあり様々な規制を伴うということで、生活道でありながら、危険な状態でそのままにされています。
海水用シーズンには路上駐車が多く、公共工事の時、その他の迂回路として使われる道でもあります。道がまっすぐでなく、狭くなったり広くなったりしており、パッチワークのような簡易的な修理だけされているので、雨降りの時は特に悲惨な状況です。いくら規制が厳しいとはいえ、今まで本格的な整備がされなかったこと自体不思議でなりません。規制が多いという発想より、国立公園であり保安林地区であるからこそ整備されてあたりまえのように考えます。今後遅れている室積の下水道工事に伴って、ここの生活道は今まで以上に利用頻度が高くなります。非常に行政には協力的な地域だけに、もっと前向きな確かなご返答をお願いしたいと思います。
予算のない中、少しづつでもいいのです。長年のみなさんの願いでもあるこの生活道を整備していただけないものでしょうか。高齢者の多い地区でもあり、危険を伴うことがたぶんに考えられます。どうぞ、検討だけでなく、確かなご返答をお願いします。