定例会

行政改革について

@公共施設のありかた

   いよいよ来年4月には総合福祉センターがオープンすることになりますが、これにより、本庁舎内の福祉保健部のスペース及び保健センター、室積の福祉センターと、公共施設に空きスペースが生まれます。せっかくの大切な公共施設ですから、有効活用を図っていただきたいと思いますが、こうした施設の跡利用について、どのように考えておられるのか、お示しください。
   また、光市には多くの公共施設がありますが、人に接する事が多い施設では、接客などの対応にトラブルがあるようにも聞いております。施設内で働かれる方は、正職員・パート・臨時・嘱託とどのような立場であれ、市民のみなさんは役所の一員としてみられるので、一般の人と同じような研修が必要なのではないでしょうか。また、苦情が多いときの対応は、どのように対処されているのでしょうか。民間レベルの同じような市民サービスを提供するためにも、非常に大切なことだと思いますがお答えください。

Aさわやかサービス推進委員会の取り組み

   週休二日制の導入、市民ニーズの多様化など、今まで以上に質の高いサービスが求められている中で、平成5年からさわやかサービスの取り組みを始め、検討委員会を設置されています。そして平成9年まで様々な問題点を改善するために活動されていましたが、今年の4月にまた新たに活動を開始され、今4つのテーマ別に、市民が気持ちよく帰っていただける市役所にするために頑張っておられます。
   この委員会の提言が、近々市長さんにも提示されると思いますが、非常に関心の持てる内容でしたので、議会の質問に取り上げさせていただきました。
   是非日本一の市役所にしていただけるためにも、みなさんで協力していかなくてはいけないと感じています。その提言の中から抜粋して、問題提起させていただきます。
   1番は喫煙対策に関する提言として、庁舎及び公民館など市の全ての施設において、市民及び職員の健康維持と快適な施設環境を確保するため、分煙を実施すること。タバコを吸う人と吸わない人が上手く共存できる環境作りのために、現行の禁煙タイムから分煙という方法に変えて欲しいことを提案されています。2番に庁舎内並びに出先職場においてもそれぞれの条件に合わせた休憩室を設け、執務する場所での飲食は、市民の目に触れない一定の場所でのみ行うようにすること。さらに男女共同参画社会と名ばかりではなく、女子職員やパート職員の仕事となっているお茶くみの認識を改めて、男女が共生できる職場作りの意識改革をお願いしたいこと。など、当たり前のことなのに、改めて改革されていないことが残念でなりません。総合福祉センターのオープンで、かなりのスペースが空くのですから、こういった休憩室の設置、分煙スペースなど早急に考えなければならないことに目を向けていただきたいと思います。例をあげると、最近の庁舎では、市民の憩える空間としてミニコンサートのできるようなスペース、仕切りのない空間分煙による喫煙コーナーなどが充実しています。他市のアイディアを参考にスペースの有効利用を是非お願いします。まだまだ改善していかなくてはならないことは山積みですが、職員の方が、外から見た視点で自分達の職場を良くしていこうというこの取り組み、非常に意味のある委員会だと思っています。日本一の市役所、それは一人一人の意識改革から始まり、前向きな取り組みにみなさんが協力することで実現していくのではないでしょうか。それを引っ張っていくのは管理職の皆さんかと思います。今後の対応、並びに現況をお示しください。

B若い職員の意見を受け入れる体制づくり

   市役所には、若い素晴らしい才能を持った方が多いと思いますが、その人たちの意見が上手く上に伝わっていないので、新しい意見、改革が出来ずに、新しい芽を摘まれてしまっているようにさえ感じます。  

   働く意欲、前向きな意欲が阻害されているようにも感じるからです。庁内LANが充実している今、職員が市長さんへ自由に書き込めるメールボックス、いわゆる意見箱のような取り組みは行われているのでしょうか。また、各部署での意見交換は充分にされているのでしょうか。お聞かせください。