定例会

学校図書について

@4月からの図書指導員配置について

  小学校の図書指導員の件については、前回の質問にも取り入れたことですが、4月から室積小の指導員の方は、室積小3日、光井小2日とし、浅江小の方は、浅江小3日、島田小2日と2人の指導員の方がそれぞれ2校に関わられるということになりました。この事は、いかに図書室の充実が大切かを十分理解していただけた結果と思っております。しかし、考え方によっては、予算がないから余分な人件費が使えないので、同じ人を日数で振り分けたとも解釈できます。

もちろん、私は、前向きに考えていただけたと理解しております。この事によって、今から始まる光井、島田小にとっても、良い結果がきっと生まれるだろうと思っているからです。そして、さらにはすべての小学校の図書室に、指導員の方並びに司書教諭の方が配属されることを願っています。私は本来は、司書教諭は教科担当教諭とは別枠であることが望ましいと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。

A今後の方向性

  これから始まる総合的な学習の時間、さらには少子化に対する様々な学校教育の変革の中で、図書指導員並びに司書教諭が、今後どのような形での配属が進められていくのか、また光市は独自の方向性をお持ちなのかお聞きしたいと思います。なぜなら、せっかく芽生えた新しい風を、途絶えることなく、行政だけでは補えないところは、父兄・市民のみなさんで協力していく方向性も充分考えられるのではないでしょうか。

B目的達成の方向性と協議

  図書指導員の方の配置を進められて、尚かつすべての小学校への普及に努めていただくことも大切なのですが、これからは、現場の意見をどのように反映できるかが子供のニーズへの応答になれると考えます。それ故に、現場と教育委員会との対話が必要であります。今までは、図書指導の報告書を出して頂くだけで、教育委員会からの指導・話し合いは、全くないと伺っております。一方通行では、せっかくの試みも、ある程度のものとしてしかとらえていただけないのではないでしょうか。めまぐるしく変わろうとしている学校教育に充分対応できるよう、非常にご苦労ご努力されていることと思います。現場の声を実際に、これからの指導に役立てていただけるようにと思っていますが、いかがでしょうか。