おいでませ

メリットだけでいいのだろうか?

〜先日の瀬戸内タイムスの記事に、とてもあったかいメッセージが
書かれていたので、ご紹介します〜


せと風〜

 ・・・今年の光花火大会は虹ヶ浜海岸沖で開かれることになった。確かにメリットだけを考えるならば、虹ヶ浜開催の方が大きいといえるだろう。しかし、室積の夏の代名詞として定着してきた伝統も大切にしなければならないと思う。

 ・・・そもそも、花火大会は昭和34年、室積江ノ浦で室積商店会が開いたのが始まり。52年から光市観光協会が引き継いできた。いわば、室積は花火大会の生みの親。そして、見物する場所が少なく、車の渋滞や駐車場不足という課題を抱えつつも、花火大会を守り育ててきた。

 ・・・その意味からも、虹ヶ浜開催に当たっては、室積の人たちに対し、丁寧な説明責任を果たす必要がある。また、観光協会というよりも市の役割かもしれないが、花火大会に代わる、何らかの取り組みを考えてほしいものだ。