オマエよくそんな小難しい顔できるよな



今にそんな顔になるぞ




人生もぅちっと楽に考えろよ





そうすりゃ、少しでも楽しくなるぜ?
























『 とりあえず 』































「あ〜、やっと終わったぜ。」

「チョージ少しぐらい御菓子よこしなさいよ!」

「(バリバリバリバリ)」

「〜〜〜〜〜〜〜、チョージぃぃっ!!!!(怒)」
























いつものかったるい任務を終えたばかりのシカマルの目の前に
幼馴染の がクソ真面目に修業していた。
自宅の家の庭木に蹴りを入れているトコロを見て、
体術の修業だ。
シカマルは、自分の家の塀を軽々越えて 宅へ侵入した。





「おぉ、がんばってんじゃねーか。」

「シカマル。」

手の甲で身体中から噴き出た汗を拭きながら、幼馴染のシカマルの方を向く。
シカマルより頭一個分低い身長を持ち、黒い瞳に黒い短髪。
服装は、アカデミーから変らないラフなタンクトップと半ズボン。
そして、熱血と書かれたタオル。
誰が書いたかは、イヤでも想像できる・・・。






「任務遅かったね。お疲れ様。」

「クソめんどかったぜ。
ガキのお守りだぜ?忍者にんなめんどいもんいらねーよ。」

任務中のコトを思い出しブツブツと文句を云うシカマル。
彼の口癖の『めんどくせー』は必ずあった。
そのたびに、 はクスクス笑った。




「オマエは?」

「え?」

クスクス笑う にシカマルが尋ねた。
シカマルが尋ねるのは、 の任務のコト。

同い年であるのに関わらず、幼少の頃からシカマルは の兄貴みたいな存在だった。
シカマル本人は、気がつかないが自然に心配してしまう。

















「私、任務来ちゃ駄目って云われちゃった。」

くるっと後ろを向いて再び は、蹴りの修業に入った。
しかし、会話は止めるコトはしなかった。




「は?そりゃ、どーしてまた。」

「『 サンは実戦不足、術不足だから任務へは連れて往けない』んだって。」

実戦不足と術不足のトコロで の声が大きくなった。
そして、木を蹴る力も比例して強くなった。

たしか、 のトコロは・・・
あぁ〜、あのイヤミったらしい自己中女先公か?
たしか、名前は・・・柳だっけ?



そぅ考えているうちに はシカマルの方を向いていた。
頬には汗か涙か識別できない液体があった。













「私・・・中忍になれないのかなぁ?
向いてないのかなぁ?」





「どこまでがんばらないといけないのかなぁ?」





「どんなにがんばっても先生からの答えは一緒。
どうして?ジッセンブソクって何?ジュツブソクって何?
どうやったら身に付くもんなの?」

云い終えると の大きな黒い瞳の奥から
熱い液体が出てきた。












「だぁぁぁぁーーーーーーーーうるせぇぇぇぇぇっっ!!!!」


シカマルは大声を張り上げた。
流石に泣いている もこれにはビックリ。






「シ、シカマ」

泣き止んだ がシカマルに声をかけた。
すると、シカマルに突然思い切り手首を掴まれ
引っ張られた。






「来い。」

「えっ、あ、で、でも!!」

男と女の力は歴然として、 の微力の抵抗など通用する筈もなかった。
しかし、口なら男も女も関係ない。
は、止めるように何回も抵抗の声を上げた。

暫くして、シカマルの進む足が止まり顔を の方を向いた。






「来いっつってんだろ。
そんな気難しい顔してっからいつまでも駄目なんだろうが。」

「っ!シカマルには解かんないよ!!!!」


はっとしてが、もぅ遅い。
シカマルは自分のコトを考えてくれているのに。
思ってもない酷いコトを云ってしまった。






















「とりあえず、茶飲んでけよ。
オマエに、そんなくしゃくしゃの顔似合わねーし。」

溜息の後、シカマルはぶっきらぼうにそぅ云った。
「そんな」からは少し頬が朱に染まっているようなかんじだった。





「・・・」


「何だよ、まだ泣いてんのか?」

「クスクス 違うよ〜。」

は、腹を抱えて笑った。
溢れた涙は、嬉し涙。
シカマルの優しさが本当に、嬉しかった。



「ったく、変なヤツ。」

往くぞっとシカマルは、 の手のまた握り
止まった足を進めた。



「私、緑茶がイイな。
あ、みたらし団子がついた。」

「オイ。」











焦るコトないよ

自分を見失うコトが一番イケナイこと


マイペースが一番なんだ










コメント

ネタは、茶を沸かしたときに
縁側で茶をゆっくり啜りたいなと思ったらこの話しが浮かんだんです。
ちょっと強引系に往ってみましたがどうでしょうか?
そぅいえば、柳という女先生は漫画には出ていないのであしからず。

雨:よっす、シカマル!
シ:何で俺がこんなめんどくさいコトを・・・。
雨:・・・まぁ、イイじゃん。気にすんな。
シ:ってか、何で茶!?
雨:ふっ、趣味だよ趣味。(キラキラキラ)
シ:ぜってー、コイツ歳誤魔化してやがる。