なんかさー、逢いたいとき逢えなくて

逢えないとき逢えるって


変な世の中してるなーってつくづく思うんだよね






















偶然の出会い























「さっそくですけど、 さん。
これやっといてもらえる?」

返事の変わりに私はアズラエルに思い切り厭な顔をしてやった。
あはは、流石のズラ様もこれにはビックリしたみたい。


コトの始まりは、こうだ。
部屋で仕事していたら、いきなりアズラエルからの呼び出し。
何でも「急の用事だからすぐ来てくれ」とのこと。
急と云うからには、流石の でも仕事を放り投げて行ってみるもの、こうだ。

どうしてくれんだ、あの仕事明日には麗しいドミニオン艦長ナタルさんに
お渡し申し上げないといけないのに。
嗚呼、ナタルさんに怒られるなら私それでイイかも(悦)



「あのねぇ、 さん。
たしかに仕事やりたくないのは、分かりますけど思い切り厭な顔を
するのは、どうかと思いますけど。」

ギィっとアズラエルは高価で座り心地のよい椅子を鳴らした。
脅迫(違う)か、アズラエル。
いっておくけど、アンタの脅迫(だから違う)は、私には逆に笑いのツボに
なるんだよ、その怪しい動きの手とか、特に。
もアズラエルに負けずと反抗した。



「だってやりたくないものはやりたくないんです。」

「あのねぇ、それで世の中上手く行ったら苦労しませんよ。」

「それ、誰かさん(アズラエル様)みたいですね。」

フン、イヤミたらしく云ってやったよ。
は鼻で笑ってやった。
さて、ズラの反応が是非とも伺いいたいものだ。



「あぁ、ザラ議長のこと?
たしかに、そーだよねぇー。」

アズラエルは、あのイカツイザラ議長の顔を思い浮かべ
困ったように笑っていた。
予想意外の回答に私は不覚にもマヌケな声を上げてしまった。



「えっ、だって、そうじゃないの?
あの人ってさー、何か自分勝手でムカツくんだよねー。」

「あー、そうですねー。」
(そのセリフアンタにそのまま返してやりたいよ)

「…じゃ、僕は忙しいんでコレ、よろしくね。」

不毛な会話についていけないと思ったアズラエルは、認知なしで
の目の前に置いた。
ズドンという重々しい音とそれを自明させる書類の厚さ。
厚い…、厚さ何センチあるんだ、コレ。
ってか、これを私一人でやれってか!!?
秘書にやらせろ、秘書に。



「あぁ、それと、コレ、今日中にお願いね。」










バ タ ン













ズラルームの扉を思い切り壊れるというぐらい強く締めてやった。
ズラムールの付近に歩いていた人たちはそれにビックリしていた。
中には、書類を落とすヤツもいた。

は、ズンズンと大股歩きで廊下を真ん中に歩いていた。
それに比例して、眉間の皺を寄せ、
クルーたちも自然と の怒りを理解し、無言で避けてゆく。



クソクソ、ズラの馬鹿野朗

自分はいつもいつも人に仕事を押し付けやがって

しかもこの量に対して今日中だと、この野朗

お前のその趣味の悪い服も今日中に何とかしやがれってんだ

あのヅラっぽい髪もな。

アートネイチャー通え、アートネイチャーに!!!

ふつふつと の身体中がアズラエルへの憎しみが満ちていった。
角を曲がる際には、理性の袋はブチ割れた。


「アズラエルのヴァーカっっっ!!!」




ドン




「痛っ!!!」 「…ってー。」

どうやら、誰かとぶつかってしまったようだ。
目を開いて見ると、ぶつかった相手も 同様に倒れていた。

ヤバい、相手によっちゃー謝ってすむもんじゃない。
しかも、( はまだ信じていないが)盟主 アズラエルの悪口まで
オープン ザ ウインドウしてしまったワケである。
下手をしたら、アズラエルに御仕置きだ(ゾゾゾ)

しかし、此処で逃げたら人間がすたる。
は倒した相手に声をかけた。



「ごめんなさい!!!怪我しませんでした!!?」

「「あ」」

が倒した相手は…



」「シャニ」














「珍しいもんだね、シャニがこの時間にいるなんて。」

「今日、休みだから。」

あの後、散らばった書類を掻き集め、私とシャニは私の部屋へ行った。
ぶつかったときにシャニに怪我がなくて本当によかった。
いや、私は常識的になかったけどさ。

しかし、シャニがこの時間いるなんて本当に珍しいものだ。
このいつも時間帯なら、シュミレーション、軍事会議、射撃訓練など
戦闘に関わる教育を受けている。
もちろん、食事もバラバラなワケだ。
それで、 ルルカとシャニはいつも夜遅くにしか逢えないのだ。
昼間っから逢えるなんて、何か不思議な感じがした。



「何あれ?」

「あぁ、ズラがね、今日中になれって云った書類。
なーんで、私に頼むかなー、ヅラのズラさん。」

シャニが視線を送ったのは、机に置いてある書類の山。
あんな薄っぺらい紙何枚集まったらあんなに山にまで成長するのだろう。
塵も積もれば山となる、ってか。



「俺」

「ん?」

「手伝う。」

突拍子に云いだしたシャニ。
本当にこの子は何云い出すか分かったもんじゃないよ。


「いいよいいよ、シュミレーションで疲れてるでしょ?
そんなことまで頼めないって。」

私は手を左右に振ったが、本当は手伝ってほしかったりするし、
嬉しいよ。
そりゃぁ、大好きなシャニだしさ。

でも、やっぱ日頃疲れてからこういう休みがたっぷりあるときに
いつもより倍は休んでほしい。
しかし、シャニは引き下がらなかった。


「手伝う。」

「だからいいって。」

「手伝う。」

「だから「手伝う。」


「「…」」

目の前には、ドアップの真面目なシャニの顔。
こんな顔されたら断れいうのが無理だよ。
は、目を瞑りそして折れた。


「…わかったわ、お願いします。」













「うげっ、何これ。」

「何って書類。」

書類を渡したら目の前に広がる文字の海にシャニが不快な声を漏らした。
そーいえば、書類見るのシャニは初めてだっけ?
私は毎日そいつと対面してるから、もぅ慣れたんだけどね。
シャニは「目痛い」っと云って書類を目から反らした。



いつもこんなんやってんの?」

「そーよー。さ、よろしくね。
要点をまとめてパソコンに打つだけでいいからさ。」

反対側にいる私に首だけを向けてシャニは話し掛けてきた。
俺なら絶対やらない。とシャニと云った。
たしかに、もらっても手ぶるだろうね、シャニは。
そう思い は小さく笑った。





「…うざい。」

5分とたたないうちにシャニは折れた。
目を向けると書類はゴミ箱に。
は、「もぉー」と云いながら席を立ち、ゴミ箱に捨てられた
書類を拾った。
うわ、何一つ手ついてないよ。
さっきの意気込みは何だよ、 は溜息をついた。
まぁ、シャニらしいと云えばシャニらしいのですがね。



「シャーニー。」

「何?」

「何で捨てるのかなー?」

「めんどくさいから。」

「あのねー、それじゃ、仕事になんないでしょ。」

「ねぇ…。」

「ん?」

「こんなめんどくさいことよりさ」

シャニの言葉と共に包まれた暖かい身体。
もそっとシャニを包む。
は立っていて座っているシャニに比べ背は高くて
このような抱かれ心地に、少し戸惑ったが暖かさは変わらなかった。

いつまでもこうしていたいけど、今は仕事中。
しかも、明日までに提出しなければならないアズラエルからの書類。
(そして、ナタル艦長にたのまれた書類)
名残りおしそうにシャニから離れた。



「何で離れんの?」

「あのねー、今仕事中なのよ。」

「俺は休暇中。」

「音楽聴いてて待ってってよ。」

「待てない。」

シャニはそう云って唇を重ねてきた。
深い口付けではないが、軽いのを唇、頬、瞼、首筋、やたらと
シャニの唇が の肌に触れる。
そのたびに は小さな悲鳴を上げた。



「ちょ、シャニっ!」

恥ずかしいような、嬉しいような、 は顔を真っ赤にして
無意識のうちにシャニの名を呼んだ。
するとシャニは嬉しそうな笑みを浮かべ、もう一度 を抱きしめて云った。

「大丈夫、アレ俺がやっとくから。」












おまけ


アズラエル「これはこれは、 さんもやるもんですねー。
さ、どれどれ。」

“お前がヅラだということをバラされたくなかったら
自分で仕事をやることだな。”


ナタル「理事、先日お願いした書類で、云いそびれたことがありまし

アズラエル「アートネイチャーでどんだけ苦労してると思ってるんだ!!
毎週通ってるんだぞ!!!7日の5日間!!!
5日ですよ、い・つ・か!!!
今に見てろ、フサフサになって生まれ変わった僕をとくと見るが


ハッ



「「…」」










コメント

何が一体書きたかったんでしょうか、私は。
何か変な終わり方ー
何かエロくさいし(…)
何かイチャイチャしてますし(…)
何かズラが壊れてますし。最後はギャグ…でしょうか?????
ってか全然御題に反れてない(ガタガタ)
チュチュシーンにまだ恥ずかしがりながら書く私ってどうよ(只の変態)