やっぱりオンナって

スキな人のために 





綺麗になりたいって願望あるよ






















『 魅力<コンプレックス 』













「ごめん!!!遅れちゃった!!!!」

はバタンとHONEY TONKのドアを勢いよく開けた。



「遅ぇぞ、 。」

待ちくたびれた蛮が不機嫌な顔して を見た。



「ご、ごめんよ。蛮さん(涙)」

が蛮に謝った。



ちゃん〜〜〜!!!!」

蛮の後ろから銀次が飛び出して に抱きついた。




「ぎ、銀次さん!!うわっ!!!!(滝汗)」

思いっきり に抱きついたので、銀次と は倒れる形となった。



「やっぱり ちゃん腰細〜〜〜い!!!」

どさくさ(?)に紛れて、銀次が の腰に腕を回した




「ちょ、銀次さん!!」

が銀次の腕をどけるように言った。



「え〜、いいじゃん〜。本当に細いんだし。」

しかし、調子のいい銀次は の腰を離すことはなかった。


「ちょ、いいかげんに」













「いい加減にしてもらえますか、銀次さん。」





「かっ・・・カヅっちゃん(滝汗)」

固まった銀次の隙を見て は、銀次から脱走した。



も来たことですし、早くしないとパーティーが始まりませんよ。」

固まっている銀次を見て、花月はニコっと(黒い笑顔)笑った。



「あ、は、はい(びくびく)」












今日は、「HONEY TONK」でパーティーがあるのだ。
参加者は、店のオーナー波児、バイトの夏美、
蛮、銀次、士度、花月、十兵衛、ヘヴン、 だ。
でも、士度は仕事、ヘヴンは仕事の仲介人として仕事、夏美は家庭の用事で欠席である。







「では、乾杯!」

「「「「「「乾杯―!!」」」」」」

波児の掛け声でパーティーは、始まった。
テーブルの上には、寿司、サラダ、天ぷら、カラアゲ、お菓子類、つまみなどの食料が並び、
ビール、ウイスキー、日本酒、ジュースなどの飲料水も多く並んだ。




「そういえば、随分遅かったけど、何かあったの?」

花月が隣りに座っている に尋ねた。



「仕事が長引いちゃって」

「それなら、メールくれたっていいじゃないか。」

「それぐらいには間に合うかもって思ってたからいいかなって思ったんよ。」

「でも、結局遅れたじゃないか(笑)」

「・・・(汗)あ、そういえばさ酒っておいしいん?」

乾杯のときに、花月が酒を飲んだのを見て は花月に尋ねた。





「うん、おいしいよ。」

「え、そうなの!?」

は、目をキラキラと輝かせて花月を見た。




「あ、でも は、まだ子供だから飲んじゃ駄目だよ。」

花月は、クスクスと笑った。



「ちょ、私もう、18歳だよ!!!子供じゃないもん!!!!」
花月に子供扱いされて は怒った。




「オ、オイ!!お前18歳だったのか!?」

銀次と寿司争奪をしている蛮が信じられない顔をして を見た。



「そうだよ!ってか、蛮さん知らなかったの!?」

は、ショックをうけた。




「15ぐらいかと思ったぜ。」

「Σ ̄□ ̄;;;」

は再びショックをうけた。




「でも、蛮さんだって未成年のクセに飲んでんじゃん!!!!」

今だに、信じてくれない蛮を前にして は言った。



「あぁ?俺はいいんだよ。大人だからな。」

蛮がニヤリと笑った。



「蛮さんが大人なら私も大人じゃん(即答)」





「背伸びをしすぎても、いいことなんてないぞ。」

十兵衛が、拗ねる にオレンジジュースを差し出した。



「でもさ〜・・・。」

十兵衛からオレンジジュースを受け取り、 は一口飲んだ。




「十兵衛の言うとおりだよ、 。」

花月が、酒をトクトクとついで十兵衛に丁寧に手渡した。



「すまんな、花月。」

「ううん、いいよ。」

お礼を言う十兵衛に、花月は答えるようにニコっと笑った。








「・・・。」

から見てその光景は、痛いものだった。

恋人の花月と十兵衛は、小さい頃からの親友らしくとても仲がよい。
花月は、外見が女性のように美しく、行動もまた女性らしくしなやかなため、嫌でも花月と十兵衛が
お似合いに見えてしまう。

頭では、わかっているが はなかなか割り切れなかった。








「ん?どうしたの、 慎粋 ?」

「え・・・。」

「何か・・・ボーっとしてたから・・・。もしかして、疲れてるの?大丈夫?」

花月が心配そうに を覗きこむ




「え、いや、大丈夫、大丈夫だよ!!!まかせといて!!」

は、そういってテーブルにあるコップに手を伸ばして飲んだ。




!!それ、お酒!!!」

花月が言ったのは虚しく が酒を飲んだ後だった。







「・・・。」

?だ、大丈夫?」

花月が黙っている を見た。



「んーー。」

「ちょ、ちょっと・・・!?」

いきなり が花月に抱きついた。
は、物の見事に酔ってしまったのである。
は、恥ずかしがり屋な性格もしており自分から花月に抱きつくということはまずしない。
こんな積極的な を見て花月は驚くしかなかった。




「オイ、何でイチャついてんだよ。イチャつくなら向こうでやれ。」

蛮が抱き合う二人を見て言った。



「んーー。」

は、花月から離れ蛮の方に向かって行った。




「あ?んだよ、文句あるの」

「んーー。」

は、蛮にも抱きついた。



「オ、オイ・・・。」

蛮は、喜んでいいのやら、驚いていいのやら複雑だった。(でも、しっかり受け止めてる)




「あ―――――!!!蛮ちゃんズルい!!!!」

銀次が横で「ズルい」Aと連発している。




「うっせー、銀次。 、お前本当に腰細いな・・・。」

「んーー。」







「美堂くん、その(薄汚い)手を、(いい加減)離していただけませんか?」

花月は、絃を出し、黒いオーラを纏い、蛮を見下した。




「オ、オイ!!こ、これは から抱きついてきたんだぜ?」

汗たらたらで蛮は弁解した。





問 答 無 用です。」





「暑い・・・。服脱ぐ・・・。」

はそう言うと、腰紐と羽織っている薄い着物を脱いだ。



「「「「「!?!?!?」」」」」

男性陣びっくり。
ちなみに十兵衛は、鼻血を一生懸命でるのを我慢していた。(手○部長?)




!!何してるんだ、早く着て!!」

蛮に奥義をくらわそうと思っていた花月は、自分の服を脱いでいく を見て
急いでそちらの方に向かった。
の腰紐と羽織っている薄い着物を拾い着せようとした。




「花月・・・暑い・・・。」

そういうと はまた花月に抱きついた。
蒸気してほのかにピンク色になった顔と鎖骨の辺りの肌、花月を誘惑するのには
それだけで十分だった。
しかし、花月姫は我慢した。(偉いぞ!)




「ちょ、 。暑くても服を着ないと風邪引くよ。」

そう言って名残惜しそうに を引っぺがした。



「・・・。」

しかし、 からの反応はなかった。



?」

「Zz Zz」

は、気持ちよさそうに寝ていた。




「ど、どうしよう。」

「連れて帰ってやればいいんじゃないのか?仕事があって疲れているんだろうな。」

まだまだ子供だなっと最後に言い、十兵衛はクスっと笑った。



「ああ、そうさせてもらうよ。」
を起こさないように、花月は静かに を担いだ。




「じゃあ、ごめんけど僕らは先においたまさせてもらいます。」

ペコっと花月は波児にお辞儀をした。
お辞儀をしたら、 の長い黒い髪も一緒に揺れた。




「ああ、いいぜ。」

波児が手を上げた。



「じゃあ、美堂くん、十兵衛、銀次さんお先に。」

「うん、じゃあね、カヅっちゃん!」

「じゃあな、花月。」

「オイ、絃野郎。」

「はい?何でしょうか、美堂くん。」

















変なことするんじゃねーぞ。







「・・・(怒)」

花月は、無言で風鳥院流絃術『暗禁閉』の戎を蛮に殺った。




「蛮ちゃん(滝汗)」(by銀次)

「馬鹿なヤツ。」(by波児)

「・・・(しらんぷり)」(by十兵衛)

















「ん?」

はゆっくり目を開けた。
見慣れた天井、慣れた感触、が の眠気を再び呼び覚ました。



「目覚めた?」

朦朧とする意識の中、花月の声が聴こえた。



「花月?」

「大丈夫?水いる?」






ギュ






?どうしたの?何か・・・他にほしいものあるの?」

が後ろから花月を抱きしめた。



「私ね・・・ずっと思ってたことがあるの。」

「何?」




「筧さんと花月が一緒にいると自信なくなるんだ。
 本当に花月の彼女やっていっていいのかって。二人が並んでるとこ見てすごく似合ってるし。
 覚えてる?前、遊びに行ったとき姉妹と間違えられたこと。
 何だか、そんなこと思い出しちゃってさ。自分にコンプレックス感じちゃった。
 不安になるんだ、自分に魅力がないのかって。」

切なそうに はつぶやいた。
声は、涙を流しているようなかんじだった。





「そんなことないよ。」

花月は、 の腕を剥ぎ取り と顔を見合わせるようにした。



「絶対 の方が魅力があるよ。コンプレックスなんか感じることはないよ。
 人にどうこう見られるからって関係ないじゃないか。
 僕は、今の は魅力たっぷりで好きだよ。」

そういうと花月は自分の唇と の唇を重ねた。






おまけin the morning


「・・・!?」

「ん・・・あ、おはよう 。」

「ど、ど、どどどうして花月が此処にいるの!?んで、どうして私のベッドに入ってるの!?」

「・・・昨日からずっと一緒にいたよ?クス もう忘れたの?」

「答えになってない〜〜〜〜〜!!!!!!」

「クス ねぇ 。」

「何よ!」

「・・・僕は今の君に十分魅力を感じているから気にしないんでいいんだよ。」

「ちょ、ど、どうして私の悩み知って」(手を口にあてる)

「クスクス 君のことなら僕は何でも知ってるよ?」

「・・・花月。」

「ん?何?」






「・・・ありがとう。」


コメント
雨:不完全燃焼(プシュー)
花:何か僕意地悪っぽくありません?
雨:黒 黒 真っ黒黒助
花:・・・まったく答えになってませんよ?
雨:あのね、近頃花月姫が黒いっていうのがちまた(?)で知ったからさ、入れてみたの
花:へぇ〜、そう?
雨:(十分、黒いと思うよ。)
花:今、十分黒いと思うって思ったでしょ?
雨:な、何で分かったん!?絃で盗み聞きしたな!!!
花:・・・顔に書いてますよ。分かりやすいです。
雨:Σ ̄□ ̄;;;