いつも ヒトリ だった

友達 なんて いなかった

クラスからは 『無』の存在

苦しくて 悲しくて 

胸が 痛くて たまらなかった



でも、今は違う
一緒にいて笑ってくれる 私の存在を認めてくれる 友達が いる

その友達のためなら 私は―――






















『 紅炎の末裔 』





















こんにちわ、皆さん、私、 です。
放課後、柳ちゃんと髪をしばった男子生徒を見て
思い切って後をつけました。
つけたのはいいんですけど・・・

此処って・・・















「きゃぁぁぁぁっ!!!!」

「あはは、あはは〜、パパ〜!!」

「おお〜、花子、こっち向いて〜」

「ヘイ、彼女。暇してな〜い?」



















遊園地

アミューズメントパークじゃないですか・・・








「た、たしかに此処に入ったよね??」

は、柳と髪をしばった男子生徒 水鏡が入園したときを思い出した。


はっきり言って唖然としかいいようがなかった。
下駄箱で二人を見たときは、なんとなく嫌な予感がして本能的にそのまま二人をついて
いったのだが、来てみれば・・・こうだ・・・。

そこで、 が考えた結果が―――














「も、もしかして・・・花菱フラれたのか?」











ちょ、ちょっと待て何でそうなるんだ!!!(by天の声)






「いや、だってそうとしか言いようがないよ。
 そうだったら、お互いが気まずくて近寄れないでしょ?
 私ってばあったまいい〜!!よしっ、帰って風子に報」








「誰が姫にフラれたって?(怒)」

「誰って一人しかいないじゃん。同じクラスの花菱・・・烈・・・火・・・(汗)」

は、声の主が誰か分かって固まった。




声の主とは

「ほほう、お前はそういうことしか考えないんじゃな?(怒)」

笑顔の裏に怒りがこもっている烈火本人であった。



「あ、あはははは。アメリカン・ジョークだよ、アメリカン・ジョーク(滝汗)」

冷や汗たらたらで は、烈火の怒りを抑えた。













暗転








「んで、姫と水鏡が此処に入ってるのを見た、と。」

「うん、そうなんよ。最初は嫌な予感がしてさ、ついていったのはいいんだけど
 場所が遊園地だからさ、唖然としちゃって・・・」

そう言い終わると、 の頭を烈火がポンポンと叩いてやった。



「は、花菱!?」

「上出来じゃ、お前よくやってくれたよ。」

ニカっと烈火が笑った。



「でしょ?」っと もつられてニカっと笑った。





二人は入園料を払い、遊園地の入り口に並んだ。

「よし、じゃあ二手に分かれて姫を探す。そして水鏡は「閻水」という武器を
 持っている。俺が絶対助けに行くから、それまで姫と逃げていてくれ。 いいな。」

「了解、花菱隊長。」

「じゃあ、また後でな!」

そう言うと、二人は、左右に分かれた。























30分後


「此処に柳と烈火と がいるんだよな?」

「(風子と二人っきりで遊園地だ!!)」

目的を果たそうとしている人1名、目的外を考えている人(?)一匹。



「しっかし、 には参るよな。先に此処に行っちまうんだから。」

風子が辺りを見渡しながら、言った。
もちろん烈火と と水鏡と柳を見つけるためである。




「と言っても、この広さじゃあ、中々見つからんのぅ。」

土門が腕を組んだ。




「やっだ、何この音。」

「ミラーハウスじゃない?さっき立ち入り禁止の看板立ってたからさ。」




「土門。」

「あいよ。」














同時刻




「最後って言ったらミラーハウスしかないよね。
 でも・・・立ち入り禁止って書いてるからな〜。無断で入ったら怒られるよね、やっぱ。」

ミラーハウスの前で仁王立ちしているのは だった。
どうやら、入ろうか入るまいか悩んでいるらしい。



「間違えてたら、恥ずかしいし。いやはや、友達のために行くべきか。
 でも、憲法(!?)に違反したら小泉さんに怒られる。」



※ 憲法に違反しませんし、小泉さんにも怒られません※










ドン






「!?」

ミラーハウスの中から鏡が割れる音が大きく響いた。



もしかしてという考えが頭より先に体が動いた。
「柳ちゃん!!!花菱!!!」

は、ミラーハウスの中に全速力で入っていった。















どうか どうか

無事であってほしい

どうか どうか

何もなくてほしい

願わくば




二人が無事で 仲良く 笑っている 姿を 見たい





















「!?」

ちゃん・・・。」

!?」

そこには、願いとは反対に血まみれの烈火の姿と水鏡の姿と髪が短くなった柳の姿があった。
その光景を見て の中で何かが切れた。




「誰だ、お前は。」

水鏡の注意が烈火から に変わった。

逃げろ!!!お前がどうこうできる相手じゃない!!!
 姫を連れて逃げろ!!!!」
傷口を抑えて烈火の に吼えた。











「・・・る・・・ない・・・。」


「何?」



「ぜ・・・ゆ・・・さ・・・い。」




?」
ちゃん?」














「私の友達を傷つけるヤツは絶対許さない!!!!!」

そう言うと、 の右腕から真っ赤に轟々と燃えゆる大きな炎が出てきた。
炎は、 の感情どおりに轟々と燃えていた。





コメント
雨:烈火が異様に人気があったのでUPしました。
  いや、まさかあそこまで人気があるとは。
烈:っていうかやっと の秘密(?)が明らかになったな
雨:次は戦闘だろうね〜
烈:っていうかお前風邪大丈夫なのか?
雨:うん、大丈夫よ。何か、美空ひばりさんが手を振ってこっちに来てっていう場面みたけど
烈:Σ ̄□ ̄;;;