貴方にとってその汁は何なのかしら?
私は、毒しか思い浮かばない
『 愛情とは毒と汁 』
「ねぇ〜ねぇ〜、手塚〜。」
休み時間だというのに、机に座り手塚は黙々と数学の問題を解いている。
それを阻止しようと、さっきから手塚に話し掛けているのは、
手塚と同じクラスの だ。
と手塚は何気に小学校からの幼馴染でもあった。
「何だ、 。用があるなら早く言ってくれ。」
手塚は、問題を解く手を止めずに手塚は言った。
「用は別にないけどさ〜。」
は、手塚の机に肘をついた。
「無いなら、勉強の邪魔をしないでくれ。」
手塚は、また問題を解く手を止めずに言った。
「い、いやそうじゃなくて!!」
「なら、何だと言うんだ?
また人のメガネを貸せだの当たっている答えを写させろだの
大石の髪型はカツラだのそういうことか?
ちなみに、大石の髪型に関しては俺も最初はカツラだと睨んでいた。」
手塚は、ようやく数学の問題を解き終わり教科書とノートを閉じた。
机に「コンコン」と2回ほど教科書とノートをぴしっと合わせ、机の中に閉まった。
そして、次の授業である国語を出した。
「流石、青学男子テニス部の部長・・・。」
は、感心した。
「いや、そこで部長は関係ないだろう。 と何年幼馴染してると思ってるんだ。」
手塚は、「そりゃ、そだよね!」と言って笑っている を見てため息をついた。
「しかしだね、手塚!実は、今日はそれじゃないんだよ。」
真面目な顔をして は手塚を見た。
「こんなことに真面目になってどうして授業じゃぁ、いつも寝てるんだ。」
「・・・授業というのは、いかに有効に使うかということに」
「といって赤点をとっていて人に勉強教える身にもなってみろ(怒)」
「!?」
―暗転―
「とにかくだね、国光さん。私が言いたいことはだね。」
「早く言え、言わないと校庭10週走らせるぞ。」
手塚は何故か部活モードに入ってる。
「どうして君は、笑わないの?ずっと思ってたけど・・・。」
が、隠し持っていたポッキーを食べた。
「別に笑えなくても生きていけるだろう。例えば、大石みたいに変な髪形でも。」
手塚は、さりげなく の隠し持っていたポッキーに手を伸ばし、一本取った。
「いや、たしかにそうだけどさ〜・・・。
やっぱり笑顔がないと味噌汁作ってくれる嫁さんも来ないわよ。」
「やはり、ポッキーはメンズポッキーだな。」
「なら食うな(怒)っていうか無視するなよ。」
キーンコーンカーンコーン
「ほら、 。チャイムが鳴ったぞ、早く席に座れ。」
「くそ、後で覚えてろ!!!」
は、手塚に「フォックユー」をして、席についた。
授業中
「(む、 。今日は真面目に受けてるな、よしよし。)」
いつも寝ている が起きて真面目に受けているのを見て、うむっと言わんばかりに頷いた。
そして、授業に集中した。
「(どうしよっかな〜・・・。脇をくすぐっても笑わないヤツだからな〜手塚って・・・。
いや、マジどうしよ・・・。)」
手塚の思考とは180度違う思考を はしていた。
手塚の笑顔にこだわるのは実は、理由があるのだ。
―回想―
「ねぇ、 ・・・。」
「何々!!あ、 じゃ〜〜〜ん!!どうだった?プ・レ・ゼ・ン・ト!」
「上げたけどさ・・・。」
「ん?」
「嬉しいんだか、嫌なんだかよくわかんないよ・・・国光・・・。」
「あ・・・で、でもさアイツあんなんだからさ!
気にすること無いって、きっと喜んでるよ!!」
「そ、そう・・・かな?」
―回想終了―
手塚の彼女の が手塚のためにプレゼントを渡したのだが、
手塚はいつも通りあの顔で受け取ったのだ。
はとても可愛くて、とても頭がよくて、とても運動ができる、そしてなおかつ性格が
とても明るく、誰にでも優しいというともかく否の打ち所も無い女子なのだ。
手塚もそんな が好きで、 からの告白をOKにした。
しかし、手塚は真面目なので、素直に笑うことがないので、
を不安にさせることが多かった。
その のためにも、そしてずっと世話をかけっぱなしにしていた手塚のためにも は何とかしたかった。
「(何か、誰かいないの!?あ、そうだ、テニス部の人ならどうだろう!!)」
「(例えば・・・大石くん!!・・・やめた、また胃薬飲ませそう・・・。
河村くんとか!!・・・やめた、手塚がツッコミいれそう・・・。
じゃあ、菊丸くんとか!!・・・やめた、彼も私と同じ赤点もちだ・・・。
不二くんは、怖いからやめとこう・・・。
桃城くんとか!!・・・やめた、絶対後でとばっちりくうな・・・。
海堂くんとか!!・・・やめた、彼の邪魔はできない・・・。
越前くんとか!!・・・駄目だ・・・また身長高いことでイヤミ言われそう・・・。
なら・・・乾くん・・・
そう!!乾くんがいるじゃない!!決めた彼ならきっと協力してくれるはず!!)」
「ねぇ〜ねぇ〜、手塚ぁ〜!!」
が手塚の席に向かった。
手塚は勉強でなく、今回は読書をしていた。
「何だ、 。」
手塚は相変わらず、 の方をみず本に熱中していた。
「乾くんって何組?」
「乾か・・・11組だ。」
「そっか、ありがとね!!!!」
そういうと は、教室から出て行った。
―11組―
「・・・。」
乾は相変わらず、データをまとめていた。
「(フー、やれやれ。今日の部活に間に合えばいいのだがな・・・。)」
ペンを一回おき、まだまとめれていないノートを見た。
「あの・・・貴方が乾くんですか?」
「ん?」
声の主は、 だった。
「ああ、そうだけど君は?」
青春学園生徒数は、1000人をゆうに越しているので名前と顔が一致しないときが多かった。
「私は、手塚と同じクラスの !乾くん、一生のお願いがあるの!」
「と、とにかく落ち着いたほうがいいな。深呼吸をして、わけを話してくれ。」
乾は、落ち着きの無い を落ち着かせようとした。
「手塚を笑わせることできますか!?
えっと、あの・・・乾汁ってヤツで!!」
落ち着いた は、キラキラ目を輝かせて乾を見た。
「・・・き、君。俺を魔法使いかなんかだと勘違いしてない?」
苦笑いする乾。
「とんでもない!もぅ、貴方乾くんしか頼めないことなの!!」
粋は相変わらず真剣な目で言った。
「不二に頼めばいいんじゃないのか?
100%の確立で不二は黒魔術を使うことができるからな。」
データノートを開いて乾は言った。
「まだ死にたくないですから、嫌です。」
即答して答える 。
「やっていただけるんなら、助手でも何にでもなります!!
お願いします!!!」
は、乾に頭を下げて頼んだ。
「分かった、いいよ。」
乾が渋々そう言った。
「え!?本当ですか!!ありがとうございます!!!」
が再度乾に頭を下げた。
「手塚のデータが新しく手に入りそうだしね。
それと、条件があるんだけど。」
「はい、なんなりと!!!」
「同い年なんだから敬語ナシ、乾くんじゃなくて「乾」、そして、材料は買ってね。」
「うん、分かった!!よろしくね、乾!!」
は笑顔で乾にお礼を言った。
キーンコーンカーンコーン
「あ、授業が始まる。じゃあ、また後で来るね!」
が自分の教室に戻ろうとしたとき、乾に手首を捕まれた。
「昼休み、理科室で作ってるから。理科室に来て。」
「うん、分かった!!!」
「( ・・・か・・・。またデータを取る人間が増えたな。)」
乾は、微笑して空を見た。
―昼休み―
「乾、ごめん遅れた!!!」
がバタバタと全速力で理科室に入って来た。
「 、遅いぞ。ほら、さっそく作るぞ。」
乾は、試験管やビーカーなどの実験用具を手に持ったいた。
「いやね、材料のたしになるかな〜って思っていろんな草とかを摘んできたんよ!!」
そう言うと は、長机に手一杯にもっている雑草などを置いた。
「す、すごいな。」
「やってもらうんだからこのぐらいはしないとね!」
はヘヘっと笑った。
「 ・・・。」
「何?」
「これ・・・毒キノコだぞ(滝汗)」
「(Σ ̄□ ̄;;;)」
「そういえばさ、乾汁って一体何なの?」
「健康ドリンクだ、 も飲んでみるか?ちょうど新作が出来たんだ。」
実験で使えそうな草を探しながら、乾は隣りの長机にある新作の乾汁を指した。
「こ、コレ??」
は新作乾汁を飲むか飲まないかためらった。
それもそのはずだ・・・。
色はグロい黄色の色をしていて、この世の飲み物ではないと思ったからだ。
「どうした、飲まないのか?」
「だ、だってこれは飲む気しないって!!!」
「飲まないと協力しないぞ。」
「う″・・・。分かったよ・・・飲むよ飲めばいいんでしょ?」
は、やけくそになって新作乾汁を飲み干した。
「う″!?!?!?」
そして、飲んだ直後に、いつもの症状が出てきた。
は、理科室にある水道場にマッハで行き、吐いた。
「な、何よこれ・・・全然健康ドリンクじゃないじゃない・・・ゲホッ・・・
ただの毒じゃない・・・う″・・・。」
「失礼だな、毒じゃなく愛情だ。」
「これが愛情っておかしいって・・・絶対毒だってう″っ!?ゲホッゲホッ!!」
こうして、二人の「手塚を笑わせるクスリ」乾バージョンを作る日は始まった。
―おまけ―
「手塚〜、メンズポッキーいかが?」(by )
「たまには気が利くじゃないか、言われなくても貰おう。」(by部長)
「(ニヤリ)」(by )
ポリポリ
「!?」(by手塚)
「おっ!!」(by )
「・・・。」(by手塚)
「手塚、おいしい?」(by )
「・・・フフフフ、アハハハハ、 、アハハハハハハ、お前、ヒーッヒヒヒヒヒ
何をアハハハハ、食べアーハハハハハハハ、させた!?ハッハッハッハッハッハ!!!!」(by手塚)
「やった!作戦大成功だよ!!乾!!!」(by )
「うむ、やはりいいデータが取れた。」(by乾)
「乾ヒヒヒヒヒ、 アッハッハッハッハッハッハ、お前たちのムフフフフフフ、仕業ハッハッハッハッハ
だったヒーッヒッヒッヒヒヒヒのか!?、アッハッハッハッハ!!!」(by手塚)
その後手塚部長は、一週間は笑いが取れなかったみたいです。
キリ番 900HIT代理 悪友こと緑地 豊様へ
設定 手塚と同じクラス 3年
相手 乾
ストーリー ギャグ
ドリーム名 「汁とは愛情と毒」
うっす、緑地!久しぶりでんな!
今回は、代理キリ番申し出てくれて本当にありがとう!!
遅くなって本当にごめんなさい。
っていうかギャグがギャグになってないね(涙)マジめんご。
ヤキあったらいつでも受け付けてるよ。
コメント
雨:ギャグじゃない〜
乾:っというか笑いキノコ食べさせたら一発じゃないのか?
雨:だったら汁の意味ないじゃん
乾:まぁ、その前に文章に問題があるからな。
雨:い、痛っ!!
乾:キリ番代理ありがとな、これからもよろしくしてやってくれ。