籠を開けたらきっと逃げてしまうでしょう。

だから怖くて、心配で、鍵をかけてしまうでしょう。















籠の鳥















「いい加減もう少し愛想良くしなきゃだめよ?」

その発言を聞いて、私は突っ込みたいところ満載だった。

私の前で笑っている男、大蛇丸。

私が暗殺しようとした男だ。

最もかなう相手では無いと会ってみてわかったのだが。

「ねぇ、聞いてるの、 ?」

「・・・聞こえてる。」

「ほら、そういう顔がダメなのよ。」

顔にダメも何もあるもんか、とも思ったが問題はそれどころではない。















ようは、私は監禁されているわけで。

手枷足枷は無いにしろ、何も無い部屋。

窓無し。

あるのは鍵のかかった大きな扉。














「あんたがここから出してくれるとは思ってないわ。」

「そうね、出してあげるつもりは無いわ。」

「かと言って、自力で出れそうにもないし・・・。」

壁を壊せば部屋から出ることはたやすいかもしれない、

しかし、問題はこの男だ。

「あら、出て行く必要なんて無いでしょう?」

そんなに出たいの?と、彼はクスクス笑った。

「・・・。」

「出たいのなら私の仲間になればいいのよ。」

ずっと言ってるでしょう。と、そう言う。

確かにそうだ。

簡単な選択に過ぎないのに、下らないプライドが邪魔をする。

「それはイヤ。」

私はすぐに答えた。

自由のために今までのプライドを全て捨てることはできない。

今の私にはある意味、選択肢なんて無いのだ。

逃げる、死ぬ、殺す。

全てダメ。

「私の可愛い はまだまだ籠から出すには早いみたいね。」

「・・・。」

そう言いながら私の頬に触れる手。

いや、本当に手だろうか?

そう疑問を抱きたくなるほど冷たい手。















ああ、一体この男は何を望んでいるのか。

私に何を求めているのか。

私にはどうすることもできないのに。

一体何を感じているのだろう?















「どうしたの?さっきから黙っちゃって。」

その発言に我に返った。

「別に・・・。」

ちょっと考え事をしてただけよ。

そう付け加えて。

私は下を向いた。

「一体何を考えていたの?」

私と二人で居る時に。

そう言いながら私の髪をかきあげる彼に。

私は視線を戻した。















「ただ・・・。」

「ただ、私は一体あんたの何番目の“小鳥”なのか、って思っただけよ。」
















「・・・さぁ、何番目だったかしらねぇ。」

クスクスと笑って私の顎を引く。

「そんなこと忘れちゃったわ。」

彼の行動に一瞬抵抗しようと思って、やめた。

触れた冷たい唇。

一体何を考えているんだろう。















私は籠の鳥。

狂い回って、朽ち果てて。

いずれ全てを無くしてしまう。















ねぇ、本当は何番目?



















一言:雨風慎粋様に捧げます!大蛇丸様夢!(しかも駄文)
何はともあれ祝1周年!!おめでとうございます〜v
大蛇丸様、書くといっつもこんなん(駄文)になってしまうんですが・・・。
うーん、リク通りうまく書けなくてごめんなさい(><)
こんなのでよかったら是非、もらってやって下さいな!!
それでは今後ともよろしくお願いします〜★

コメント
1周年記念にこのような素敵な夢をくれてありがとね!
駄文なんてとんでもない!マジすっごくよかったよ!やっぱり大蛇丸サンスキだぁ〜vv
おかげで彼の熱がアゲインフィーバーしたよ!
ウチもこれからもよろしくお願いします!
それでは、素敵な大蛇丸夢ありがとうございました!