本当にヒマでヒマで、何のやる気も起きない。
今日はそんな日だ、とぼんやり考えた。
暇
「あー・・・ヒマねぇ。」
「 渚・・・それさっきから何度目だよ。」
丘に寝転がってダラダラしていた私の何度目かの発言に、
同じようにダラダラしてるくせに、シカマルが偉そうに文句言ってきた。
「いいじゃん。別に言って悪いことでも無いんだし。」
私は視線を空に戻した、今日は雲が少なくて気持ちが良い。
「お前うるさいって。」
「むー素敵な幼馴染になんて失礼な!」
「お前のドコが素敵なんだよ。」
減滅したようにシカマルがこっちを向く。
なんて失礼な!
「あら、全部に決まってるじゃない。」
「・・・はいはい。」
「何、その返事。」
「別に。」
「・・・大体ヒマなのがいけないのよ、そんなに私の発言がうるさいなら、
なんか楽しいことでも考えてよ。シカマルもヒマじゃん。」
「なんで俺が 渚のためにそんな面倒なことしなきゃなんねぇんだよ。」
「義務よ、幼馴染の。」
嘘つけ。
結局何も面白いことなんて浮かばずに、
私もシカマルもぼんやり過ごしてしまった。
「あーあ、それにしても最近楽しいこと無いわねぇ。」
「お前は気楽だよなぁ。」
「そう?これでも色々考えてるけどなぁ。」
「は、例えば?」
「ほら、将来のこととか。」
「将来だぁ?」
お前今を考え直せよ、と言われたので睨んでやった。
まったく、私を何だと思ってるのか。
「そうそう、シカマルは平凡な家庭がいいんだもんねぇ?」
「まぁな。」
面倒なことはお断りだ。
その発言に私は彼らしくて笑ってしまう。
昔からこうだったのだ。
「 渚はどうなんだよ。」
「私〜?」
私は笑った。
「私は絶対玉の輿よ!!」
「・・・お前・・・。」
「何、何か文句ある!?」
玉の輿。
顔はまぁ置いといて、やはり経済力は大事だ。
私の家は兄弟も多く、経済的に豊では無かった。
そのため、金持ちの生活に憧れるのだ。
「いいじゃない、お金。まぁお金じゃ買えないものなんてたくさんあるけどさ。」
「へー。」
「気の無い返事ねぇ。」
私は呆れた。
こういう事に興味が無いのは知ってたが、
ここまで何のリアクションも無いと笑ってしまいそうになる。
「お前さぁ、玉の輿に乗ってどうすんだよ。」
「えぇ、そう言われるとなぁ。」
別に何かしたいと考えていたわけではない。
超豪邸が欲しいわけでも、煌びやかな装飾品が欲しいわけでもない。
「言われてみれば別に何も無いや。」
なんとなくの憧れ、きっとそんなものだ。
「だろ?お前には合わねぇよ。玉の輿なんか。」
と、軽く笑った。
「そうだなぁ、じゃあどうしよう。」
「はぁ?」
「だって玉の輿は私の素敵な人生の第1歩の予定だったんだけど・・・。」
うーん、合わないとなると考え直さなくてはならない。
まぁ、金銭は程ほど。
できれば性格の良い。
平均的な顔だち・・・?
「・・・。しまった、これって言うのが思いつかない!!」
「別に今困ってもしょうがねぇだろ。」
「あ、そだね。」
そりゃあそうだ。
今考えて、今どうなるわけでもない。
今すぐ何とかしなければならない問題でもない。
「じゃあさ。」
「何だよ。」
「シカマルが嫁に貰ってちょうだいよ。」
私は軽く言った。
「は?」
「いいじゃない、それとも何か問題ある?」
「ば、バカ、そういう問題じゃねぇよ。」
妙にあせっているシカマルが可笑しくて私は笑った。
「あはは。シカマルってば面白い〜。」
「笑うな!!」
私は大笑いしまくった。
「まぁ、シカマルには勿体無いけどねぇ。」
「へいへい。」
「あー、信じてないんでしょ!もー!!」
「大体、お前さ・・・。」
「ん?」
「俺以外に誰か貰ってくれるヤツいると思ってんのか?」
その言葉に私は固まって。
また笑ってしまった。
「ほら、帰るぞ、 渚。」
「あはは。はいはい。」
お互い赤い顔をしているから余計笑える。
「ね、シカマル。」
「何だよ。」
「私、シカマルのそういうとこ好きだよv」
「バーカ、そんなのわかってんだよ。」
照れながら文句言われて、私は笑った。
ヒマでヒマでしょうがない日の、
他愛ない会話が。
私にとって幸せな一時。
一言:雨風慎粋様に捧げるシカマルドリームです!ああ、自分もうちょっと成長したい(ヘコミ)
シカマルはまあまあ書きやすいことがわかりました、でもまだ難しいです。
ほのぼの、とリクを受けたのですがちょっとギャグっぽくなってしまいました!!(><)
ごめんね慎粋ちゃん(TOT)こんなので良かったら受け取って下さいませ!!
コメント
こんちわ、小夜ちゃん!
シカマルやっぱいいねぇv最初は冷たいけど、
最後は悪態云いつつ彼にまた萌え(煩い)
ほのぼのとさせていただきました、本当にありがとうございました!