お日様がよく似合う運動部がここテニス部で、
 絶好のテニス日和の炎天下の下、部の太陽役が役二人。

『おっはよー!』 「おはよーございまーすっ!」

朝からハイテンションで、ここ氷帝の部を盛り上げてくれるのが
一年マネージャー と、レギュラー三年みごとなおかっぱ向日岳人。
いつものことだがこの二人のおかげでこの部は明るく過ごせている。
この二人がいなければ、この部はどうなっている事だか。

ー!これ運んどいてくれるか?』
  「はい〜まかせて下さいv」

いつも一緒にいて、それだけで満足なはずなのだが
 それ以上に何かあればその日は にとって最高の日になる。



毎日が最高の日になってるワケで。




『これで最後だ』
 「はい」



今日もあっという間に日が暮れた。




はテニス部のマネージャーに入ってから岳人に一目惚れした。
素直で明るい性格からか、二人はとても気が合い、岳人もどちらかといえば楽しそうに、 と話す。


そして最後の荷物を運び終え、部室に帰り一人で今日の日誌を書いていると、岳人と忍足が入ってきた。

「あれ〜 、まだ残っとったんかぁ〜」
 「あ、はい。もうすぐ終わりますんで。カギは私がやりますから」

その時、 は友達にこっそり撮ってもらった好きな人の写真を、
日誌の横に置いていたのに気が付き、慌てて写真を隠した。

「今の写真・・・お前の彼氏?」

だまって着替える岳人をよそに、 の隣に腰掛け喋る忍足。

別に隣に座るくらいなら何も思わないが、
個人的なことを聞くのはあまりに失礼だと思い忍足の方を向こうとした時、

その前にいる が目に入った。
痛い顔をして座っている。

『おい・・・どうしたんだ
 「ぇ・・・ぁ、いえ」

忍足はふん、としらけたその場を鼻で流し一息おくと、
「どんなヤツなん?内緒にしといてやるけぇお兄ちゃんに相談してみぃv」
と笑いながら言った。

すると は岳人のほうを横目で見ながら
「・・・今はちょっと・・・」
少し赤くなった顔をしたに向け、ぼそぼそと言った。

本当は言ってしまいたい。あなたが好きなんです、って。


「どしたんや、顔赤いで?」
が顔を上げた瞬間、 の目にはいつのまにか涙が溜まっていた。
「・・・なんかあったんか、そいつと」
さっきと明らかに違う空気に、別の方向を向いていた岳人も流石に気が付き、 を見た。
下を向いたまま涙を拭っている。

 「・・何もないです」

 何もないんです。



――

 私がテニス部のマネージャーになってから、一番最初に声を掛けてくれた人がいるんです。
 ・・・嬉しかったです。

 その人すごく優しくって、明るくて・・・元気 いっぱいで
 照れた顔がすごく可愛くて・・・


 それで・・・   好きになったんです。 


 でもその人多分私の事なんて見てないし・・・マネージャーとしか感じてないと思うんです。
 たぶん・・・これからも・・・
  
  それでも私、近くにいたいって思っちゃうんです。


――

そんな話を聞いた二人は の気持ちの強さに少々圧倒されつつも、
目の前でなるべく音を立てまいと泣く を見てそいつを許せないと確信(笑)。

「・・・で、そいつはさっきの写真の男なん?」
  「・・・ハイ」


「なんや〜・・・あいつかぁ。」
ため息まじりに押したりが吐いた言葉に、岳人も の流石に驚きの表情を隠せない。

「悪ぃ 。さっきちらっと見てしも〜たんや、写真」



 「・・・え」

「大丈夫!お前幸せやなぁ〜岳人!お前の事好きやって〜〜vv」

そういうと忍足は岳人の方を見て軽くウインクをした。そして
「正解やろ?
といって の顔を除きこんだ。さっき赤かった顔が更に赤くなっているのを感じた。
小さく が頷いた。




『・・・・・・俺も』
がはっと顔を上げた。 今何て言った・・・?
後ろを振り向くのは内心怖かったが、振り向くと自分と同じくらい赤い顔をしている岳人がいた。
そして と目があった瞬間、
『好きです』
と一言。不器用そうに。

微笑んだ。



コメント
こんにちわ、双爪さん!!
今回はこのような素敵な相互記念ドリームありがとうございました!!
がっくんの不器用があまりにも可愛いのが雨風的にツボでした!
本当にありがとうございました!そしてこれからも末永くよろしくお願いします!