此処は、国外から食料や電化製品を輸入したり、国内で作られたものを輸出している
国々の交流の盛んな場所、港だ。
その港で、大きな豪華客船が黒い大きな煙を吐き出し、出航を待っていた。
豪華客船は、部屋が100部屋いや200部屋以上はあるだろう。
小さな小窓は数えられるほぼ少なくはないのだから。


港のほうでは、芸能人、政治家などのTVでよく見る人たちが入り口で、ウエイターのお姉さんに
招待状のチェックを受け次々と中に入っていた。
荷物の検査や周辺の見回りでは、100人ぐらいがいた。


彼らは、そこから100メートルぐらい離れたところにいた。
彼らとは―――― Get Backersこと「奪還屋」の美堂 蛮に天野 銀次のことだ。














『 M T I R 』


























「オイ、銀次どうだよ。」

銀次は、古ぼけた何個かの樽に身を潜め、
望遠鏡で豪華客船周辺をいろいろ見ていた。
見始めてから、30秒ぐらいして待ちきれなくなったのだろうか、
蛮は銀次の頭の上に全体重をのっけた。




「ちょ、ば、蛮ちゃん人の頭の上に乗っかんないでよ。」

銀次が苦しそうに蛮に言う。



「そんなことより様子はどうだよ。」

蛮は、銀次から望遠鏡を奪い取り豪華客船の周辺を見回した。





「女神像と同じパターンってかんじ・・・。雪彦くんとかいないよね〜・・・。
 もう、本当アレだけは勘弁だよ・・・。」

銀次は、大きくため息をついた。







女神像 もとい 女神の腕―――

そうアレは、絵画泥棒のクレイマンからの依頼だった。
今回と同じように豪華客船が舞台だった。
蛮は、全くついておらず、知り合いの弥勒と出会い、赤屍との戦闘があった。
いろいろ苦労はあったが、依頼は成功――無事女神の腕は奪還

しかし・・・
相棒銀次のちょっとしたアクシデントの所為で腕は、
日本海の底へ消え、永遠の「宝」となった。








「今回は、港で片をつけるぞ。いいな、銀次。」

蛮が指をポキポキ鳴らし、戦闘の準備に入る。



「わかったよ、蛮ちゃん! あ!!蛮ちゃん、アレ見て!!!」

銀次がいきなり豪華客船の一定の場所を指差した。



「んだよ?」

「いいから見てよ!!」

蛮は、めんどくさそうに銀二の指差す先を見た。
そこには―――






















「M T I R」が入っていると思われる厳重そうな箱を大事そうに抱えている
卑弥呼と相変わらずニコニコしている
赤屍に、さっきから辺りをキョロキョロ見回している の姿があった。





「や、やっぱり・・・いるんだね・・・赤屍サン・・・(涙)」

銀次は、床に両手をつけ泣き始めた。



「クソ、ヘヴンの言うとおりだな。卑弥呼もクソ屍もいやがる。」

蛮が、舌打ちをした。




「ね、ねぇ。蛮ちゃん、あの子誰?」

復活(?)した銀次が、また指差した。



「あ?また可愛いねーちゃんでも見つけたのかよ。」

蛮は大きなため息をつき、しぶしぶ銀次が指している先を見た。










腰まである黒い髪に凛とした黒い瞳、顔たちも美しく、何十に着ている着物のような独特の服
にとてもあっている 朝の風になびく髪がとても美しかった・・・
それに、町に居るようなチャラチャラしているような軽い女ではなく
とても気高く 堂々としていた








「ね、とっても美人じゃない?」

銀次は、顔を赤くして頭を掻きながら蛮を見上げた。



「俺アタックしてみよーかな・・・ば、蛮ちゃん??」




そこには、 のほうをじっと真剣な眼差しで見ている蛮の姿があった。

「ば、蛮ちゃん。ど、どうしたの?」




「あの女・・・誰だ?」

蛮は相変わらず のほうに目を向けていた。



「俺が知ってたらとってくにもう、仲良しになってるよ。
 あ〜あ、名前知りたいな〜。」




















ええ、レディ・ポイズンもドクター・ジャッカルもいるわよ。あ、あと一人。




何でも屋の   もいるわよ














ヘヴンの声が頭に響く


蛮の瞳が大きく開いた









「オイ、銀次!!たしか、今回の運び屋って3人いるよな?」

「え、う、うん。3人だよ・・・それがどうしたの?」

「忘れたのかよ・・・運び屋の一人は、工藤 卑弥呼こと「レディ・ポイズン」、
二人目は、赤屍 蔵人こと「ドクター・ジャッカル」、三人目は














「何でも屋    こと「幻の錬金術師」 私のことでしょ?」












「「!?!?」」






突然アルトとソプラノの中間の声があたりに響いた。
二人は、瞬時に音の元凶を見た。




「貴方達でしょ?「Get Backers」こと奪還屋っていう人たちって。」

そこには、 が立っていた。



「な、なんで此処が分かったんだ!?」

銀次が、1メートルぐらい大きく後ろに跳んで構えた。



「そりゃ〜さ〜、あんだけ見られると視線でわかっちゃうって。」




「俺らが奪還屋だ。で、その何でも屋さんが俺らに何の用だよ?」

蛮が手馴れた手つきで煙草を床に落とし、靴でもみ消した。


「何の用ってわかってるでしょ?「M T I R」は、渡さないわよ。」

は、札を2,3枚取り出し構えた。





出航まであと15分



コメント
雨:微妙だな〜・・・
蛮:やっと俺がでてきたか。もっと俺の活躍だせよ。
雨:そりゃ、これは蛮さんのドリームなんだから活躍はするさ
できれば、ヒロインの戦う場面を書きたかったんですが、
  早く更新したいんで、次回ってことで(エヘv)
蛮:何がエヘvだよ・・・(怒)お前は、最悪な管理人だな
雨:・・・ぐあーーーーーー、持病の発作が〜〜〜〜
蛮:勝手にやってろ(怒)