下松商工会議所
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ものづくり
 

ものづくり人材育成地域連携促進事業

事業概要

 山口県の委託事業として県下2地区で、産業界と高校教育機関等が連携して、高校生のものづくり人材の育成・確保に取り組むシステムを構築することにより、本県の強みでもある、ものづくり産業の振興を図る。
 モデル地域(周南・宇部地域)にコーディネーターを配置し事業を実施する。その後、モデル事業の成果を他の地域にも波及させ、県全域でものづくり人材の育成・確保を図る。


周南地域「ものづくり人材育成周南地域連携協議会」
(会長 山本産業梶@代表取締役社長 山本政信氏)
産 業 界 新南陽・徳山・光・下松商工会議所の工業部会長及び事務局長
教育機関 南陽工高・徳山商工高・下松工高・田布施工高・田布施農工高・桜ヶ丘高・聖光高の進路指導教員


平成23年度事業報告
高校生に対する企業の経営者・管理者・熟練技能者等による講演会
目  的 各講師が仕事を通して得た仕事の意義・やりがい、働く者の心構え等を伝え、生徒の職業観の育成
および進路意義の啓発を図る。

 
  6月6日
田布施工業高校全学科(機械科・電子科)3年生62名を対象に講演会を実施。

講師
(株)日立製作所笠戸事業所
総務部 技術研修校 マイスター 技能競技会 主査
 山崎 武志 氏

演題
『ものづくりの人材育成』
 
 山崎氏は、技術五輪について入賞することの難しさや出場者を育てるということ、企業における挨拶、敬語の大切さなどについて話した。
 最後に「優秀な技能者になるためには人格が伴わなければならない。」とし、「"担う者・支える者"培うのは君。」と締めくくった。

 生徒の感想
  • 社会に出ても聞いたことを活かしたい。
  • 学校生活をおくる上でも挨拶や、コミュニケーションの大切さを改めて知ることができた。
 

 
  9月8日
聖光高校機械科2年生43名を対象に講演会を実施。


講師
濱田重工
 顧問 高橋 勝彦 氏


 
演題: 『企業が期待する社会人になるために』
 高橋氏は、他人に迷惑をかけず、自分のことが自分でできる「自活する力」をつけることが大切であるとし、「学生生活では、運動や趣味など目標を持ってチャレンジすること、多くの友人、知人を得ることが大切である。」と、話した。

 生徒の感想
  • 聖光高等学校出身者が33名もいることにすごくびっくりしました。仕事のこころがまえなどモチベーションの話が聞けてとても良かっ たです。
  • あきらめたら終わりということが分りました。
 

 
  9月26日
徳山商工高校機械科2年生40名を対象に講演会を実施。


講師
徳山興産
 代表取締役社長 管田 英男 氏


 
演題: 『ものづくりで大切なこと』
 管田氏は、安全第一、3S、ホウレンソウといった仕事をする上で基本となることについて説明した後、「高校2年生の今、何をすべきかは自分自身で考え悔いを残さないようにとことんやりきって欲しい。」と、話した。

 生徒の感想
  • 実際に働いている人の話を聞くことができ、学生時代の過ごし方なども教えていただき、とてもためになった。
  • 中途半端なことはせずに一生懸命やることを学んだ。
  • 経験されてきた方々が言う言葉というものは、本物だと思うのでとてもためになった。
  • 最近、就職することを決めたので、とても参考になった。3S、ホウレンソウなどこれから先も役立つようなことを教えていただいたので就職するときも忘れないように役立てようと思う。
 

 
  10月14日
桜ヶ丘高校電気科2年生37名を対象に講演会を実施。


講師
協和工業
 P.C.S 作業部業務課長 清木 賢人 氏


 
演題: 『企業が求める人材』
 清木氏は、働くことの意義や就職先を決めるに当たっての留意点、学校と会社との違い等を説明した後、企業が求める人材として、責任感や協調性などを挙げ、「入社してからは仕事を好きになる事、わからないことは質問することなどが大切である。」と、話した。そして、「高校時代の3年間を、悔いの無いように有意義に過ごして欲しい。」と、締めくくった。

 生徒の感想
  • 社会に出てからどうすればいいかや、学校での生活をどうすればいいか教えていただいた。
  • 3年生になったらではなく、今から就職のことを考えて過ごしていきたいです。
 

 
  11月21日
下松工業高校の2年生151人を対象に講演会を実施。

講師
東洋鋼鈑梶@製板部表面処理課  職長
 山中 浩一 氏

演題
『社会人になるための心構え』
 
 山中氏は、「挨拶や気遣いといったコミュニケーションの重要性を、実演を交えながら説明し、仕事においてメリハリが大切である。」と話した。

 生徒の感想
  • コミュニケーションをとることは一番難しいことだとおっしゃられていました。挨拶ができること、自分から先に挨拶をすることなどは、忘れずにおぼえておきたいと思いました。けじめをつけて行動すること、ルールや約束事を守るなど、必要な力を身につけたいと思います。
  • 必要なことは全て、当たり前のことばかりだったけど、その当たり前のことが難しいと思った。
 

 
  11月30日
南陽工業高校の2年生、3年生289人を対象に講演会を実施。

講師
鰍ンうら 取締役社長
 三浦 敏裕 氏

演題
『期待される人間』
 
 三浦氏は、「期待される人間とは知識や知恵、感性のもてる人間であり、最後までやりぬくことができる人間であるとし、すべての基本は挨拶である。」と話した。

 生徒の感想
  • この講話では、社会でどのような人間が必要とされるから学んだ。やはり、講師の方の言うように、感性のもてない人間はコミュニケーションをとれず仕事ができないと思うし、やりぬくことのできない人間は信頼を得られずに苦労すると思うので、感性のもてる人間、やりぬくことの出来る人間になれるよう、いろいろなことを経験し、何事も途中でやめないように心掛けたいと思います。
 

 
  12月20日
田布施農工高校全校生徒410人を対象に講演会を実施。

講師
鋼鈑工業梶@取締役執行役員 生産統括兼機器工場長
 小川 篤司 氏

演題
『会社が求める人物像』
 
 小川氏は、コミュニケーションの重要性や「報・連・相」の大切さを説明し、海外の若者の例などを用いながら、「分からないことがあればすぐに質問する」「人の嫌がる仕事を進んでやる」といった積極性が大切であると話した。

 生徒の感想
  • 仕事を決して侮ってはいけないと今日知った。ヤル気100%以上でいかないと、給料なんてもらえないんだなと思いました。
  • やはり大切なことは人とのコミュニケーションだということをあらためて実感しました。自分の仕事にやりがいを感じ、自分自身の意見・意志を持つことに意味があると思いました。
 


教員・保護者による地元中小企業の工場見学
目  的 生徒の進路決定に大きな影響力を持っている学校の教員・生徒の保護者に、地域のものづくり企業の見学により、企業の実情を知る機会を付与し、生徒の進路指導の参考にすることを目的とする。

 
  6月17日 田布施工業高校の教員・保護者ら9名がゼオン化成(株)と(株)アロイの工場見学をした。

見学企業
@ゼオン化成(株) 光市大字束荷字平成2288-7 輸送・保管用のコンテナなどを製造
 
左写真:ゼオン化成(株)の概要
     説明を受ける見学者。


右写真:製造されたコンテナ等を見学。
 
A(株)アロイ 光市大字小周防字虹川1100-3 ステンレス製品の製造・加工
左写真:製造工程を見学。


右写真:(株)アロイの概要説明を
     受ける見学者。
 
 見学者の感想
  • 自社製品に誇りと自信を持ってお仕事をされていることが良くわかりました。とても温かい雰囲気の会社でこういう職場に息子も
     ご縁があったらと思いました。
  • 次の技術者を残すために、若い者に引き継がなくてはいけない。子供には、それを引き継げるような人になってほしいと思います。
 

 
  10月19日 下松工業高校の教員と保護者12人が、弘木工業鰍ニ且R下工業所の工場を見学した。  
 
弘木工業(株) 下松市西豊井1394

鉄道車両部品やアルミ製品の設計製作等


現場説明をする弘木工業鰍フ弘中伸寛社長



(株)山下工業所 下松市東海岸通り1-27

新幹線他鉄道車両の先頭構体の打ち出し板金


(株)山下工業所にて集合写真


 
 
 見学者の感想
  • 技術のすごさが良く分かりました。物づくりの大切さを改めて考えさせられました。
  • 板金、溶接の仕事を見るのは初めてでした。将来、子供がたずさわるかもしれないので、良い経験になりました。手先の器用さ、長年続ける辛抱強さなどあると熟練した仕事(職人技)ができるのでしょう。
 
 

 
  10月25日 南陽工業高校の教員と保護者12人が、徳機鰍ニ鰍ンうらの工場を見学した。  
 
徳機(株) 周南市港町11-1

プラント設備、圧力容器及び鏡板等の製造


徳機(株)にて集合写真



(株)みうら 周南市野村3-24-1

梱包材、木材プレカット、建具、家具、新築住宅、リフォーム


現場説明をする(株)みうらの三浦敏裕社長


 
 
 見学者の感想
  • 気持ちよく見学させていただきありがとうございます。丁寧な説明がとてもわかりやすかったです。会社としての理念がすばらしいので子供に、帰って話したいと思います。私にとっては身近な素材だったので説明の一つ一つがすぐに理解できて嬉しかったです。
  • 大変有意義なものであった。品質の向上への取り組みの工夫など伝えなければならないことは、すぐに生徒へ伝えておきたい。
 
 

 
  11月1日 徳山商工高校の教員と保護者9人が、藤田鉄工鰍ニ轄譜髏サ作所の工場を見学した。  
 
藤田鉄工(株) 周南市栗谷開作759-29

各種大型機械加工、産業機械設計製作、
射出成型金型製造


現場説明をする藤田鉄工鰍フ藤田社長



(株)黒磯製作所 下松市大字東豊井899-11

半導体製造装置部品製造、産業プラント装置部品製造


現場説明をする(株)黒磯製作所の堀内正順社長


 
 
 見学者の感想
  • 2社とも、同系統の業種でしたが、等しく高い技術力を保持し、そして、更なる高みへと技術を進捗させてゆく姿こそ、日本の「ものづくり」の確かさであると思いました。明日より座学や実習においても、2社におとらぬ様な指導により一層注力していきたいと思います。
  • 新入社員に技術面で目標を持たせてやられているのは大変良いと思った。毎年の個人の目標が明記され、指導する側もわかりやすいと思う。
 
 

 
  11月15日 桜ヶ丘高校の教員と保護者13人が、太華工業鰍ニ兵庫ボルト鰍フ工場を見学した。  
 
太華工業(株) 周南市弥生町2-18

ステンレス意匠研磨鋼板、ステンレス切板


太華工業(株)にて



兵庫ボルト(株) 下松市潮音町8-1-1

鉄道車両用ボルト、ナット、ピン製造


兵庫ボルト(株)の作業現場を見学


 
 
 見学者の感想
  • 海外に通用する高い技術を持った企業が地場にあることを知り、うれしく思いました。ステンレスの研磨もいろんな技術があるのですね。
  • 鍛造工程は特に感動しました。あの熱い中での丁寧な一つ一つの作業が新幹線などの車両を支えていると思いました。
 
 

 
  11月24日聖光高校の教員と保護者6人が、冨士高圧フレキシブルホース鰍ニ中國工業鰍フ工場を見学した。  
 
冨士高圧フレキシブルホース(株)
 光市島田6-2-20

フレキシブルホース、継手、ベンディングパイプ等製造


冨士高圧
フレキシブルホース(株)にて



中國工業(株) 光市浅江5-25-31

チタン、ステンレス箔の加工等


中國工業(株)にて


 
 
 見学者の感想
  • 今までは大手企業の見学ばかりであったが、中小企業を見学することによって新鮮さを感じた。
  • 私達とは関係のない会社だと思ったが、とても身近な製品・物を作っていてすごいと思いました。
 
 

 
  12月6日田布施農工高校の教員と保護者13人が、轄O木技研と椛蝌a製作所の工場を見学した。  
 
(株)弘木技研 下松市葉山2-904-15

アルミ特殊加工、鉄道車両部品製造及び
ユニット組立と艤装


(株)弘木技研にて



(株)大和製作所 下松市東豊井1035

鉄道車両部品の製造、合成樹脂加工、
空調機器用エアフィルターの製造


(株)大和製作所にて


 
 
 見学者の感想
  • 景気が低迷している中、企業努力が地道に為されていることに感心しました。学校現場としてきびしい社会で生きぬくために、3年間しっかりと育てていかないといけないと思いました。
  • 整理・整とんと効率の良い配置に感動しました。説明はとても分かりやすく、もう少し長い時間見学してもよいと思いました。ありがとうございました。
 
 


平成22年度事業報告

 平成22年度事業として、各講師が仕事の意義・やりがい・働く者の心構え等を伝え、生徒の職業観の育成および進路意識の啓発を図ることを目的とした、企業の経営者・管理者・熟練技能者等による講演会を各学校ごと計7回実施した。
 また、生徒の進路決定に大きな影響力を持っている保護者・教員に、地域のものづくり企業の見学により、企業の実状を知る機会を付与し、生徒の進路指導の参考にすることを目的とした、保護者・教員対象の工場見学を3回実施した。

講  話
月 日 受講者 講師名 演 題
9/21(火) 聖光高 機械科 2年生 24名 吉川工業 日高良一 光支店長 「会社が求める人材とは」
9/22(水) 南陽工高 全校 428名 且R下工業所 山下清登 相談役 「私のハンマー人生」
9/27(月) 下松工高 2年生 147名 鞄立製作所 山崎武志 主査 「ものづくりの人材育成」
10/ 4(月) 徳山商工高機械科 2年生 32名 鞄立製作所 山崎武志 主査 「ものづくりの人材育成」
10/22(金) 桜ヶ丘高電気科 2年生 70名 山一電設 中富政行
 副主任技師
「会社で求められる人材」
10/25(月) 田布施農工高 全校 365名 東洋鋼鈑 多田俊之
 勤労グループリーダー
「社会人として
 身につけておくべきこと」
10/25(月) 田布施工高 2・3年生 126名 且R下工業所 山下清登 相談役 「私のハンマー人生」

工場見学
月 日 見学者 見学企業
10/14(木) 田布施農工高・田布施工高 保護者・教員 19名 山本産業 ・ 鋼鈑工業
11/ 9(火) 南陽工高・徳山商工高・桜ヶ丘高 保護者・教員 13名 徳山興産 ・ 潟~ヤハラ
11/16(火) 下松工高・聖光高 保護者・教員 14名 三和産業 ・ 永岡鋼業

講話・工場見学の写真

講話 - 且R下工業所 山下氏
 
講話 - 鞄立製作所 山崎氏
 

講話 - 東洋鋼鈑梶@多田氏
 
工場見学 - 山本産業
 

工場見学 - 鋼鈑工業
 
工場見学 - 三和産業