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平成13年 (2001年)

     
  広島市こども文化科学館・平和記念資料館見学 

   11月 18日(日)    9:00〜17:00    勝間ふれあいセンター集合

   
 山下リーダーの運転で勝間ふれあいセンターを9:00に出発。
 熊毛ICから山陽自動車道に入り、廿日市ICでおりて広島市内に入る。

 
 10:30に広島平和記念資料館に到着。
 資料館を見学する。(大人50円、こども30円)
    広島平和記念資料館
 
 昭和20年8月6日午前8時15分、広島に世界で初めて原子爆弾が投下されました。
 原始爆弾はウランやプルトニウムの核分裂のエネルギーを利用した爆弾で、長さ3m、重さ4t、細長い形をしていたのでリトルボーイ(少年)と呼ばれていた。
 原子爆弾は市街地の上空580mで目もくらむ閃光を放ってさく裂し、爆風と熱線で半径2kmの範囲は跡形もなく破壊された。
 爆風の威力は1mあたり19t、熱線の温度は5,000度以上の想像を絶するものだった。
 また、放射線の被害では今でも白血病、ガン等の病気で苦しんでいる人がいる。
 広島には被爆当時35万人の人が生活していたが14万人以上の人が尊い命を失った。
 被害者のほとんどは即死だったが、かろうじて生き残った人の皮膚は熱線で焼け、溶けてぶら下った状態でガレキの街を逃げまどった。
 また、発熱、はきけ、下痢、出血、脱毛、全身のけだるさに苦しめられ、その後、次々と死んでいった。
 太田川の水面は、水をもとめて逃げてきた人の遺体でうめつくされた。
 きのこ雲の写真が展示してあったが、きのこ雲の下で何万人もの人が苦しんでいたのかと思うと、悲しみが込み上げてくる。
 核軍縮が進んだ現在でも2万発以上の核兵器があると言われています。
 この核兵器を廃絶し、戦争のない世界を構築していくことが、今後の私達の責務ではないでしょうか。
 平和公園で昼食をとり、バスでこども科学館に移動。
 広島こども文化科学館1Fでプラネタリウムの始まる時間まで見学する。

 左の写真は1Fの天空の夢(基本の科学)
 1:00に4Fのプラネタリウムに移動。

 1:20から「エリセラさんご」が上映された。
 生まれたばかりの「エリセラさんご」の小さなあかちゃん「もも色プラヌラ」が、海をただよい、やがて大きなさんごに育っていく様子がスライドで紹介された。

 また、ペガスス座の四角形の辺の方向にある星座の説明。
 みなみのうお座の1等星フォーマルハウト、アンドロメダ座、ペルセウス座、カシオペア座、くじら座等の説明があった。

 音響設備、画像設備等がよく、なかなかいい雰囲気だった。

 プラネタリウム終了後1階下の3F「天文の科学」を見学。

 3Fでは「広島県児童生徒発明くふう展」が開催されていた。
 次は、2Fのサイテック博士のおもしろ研究室(応用の科学)を見学。
 電車(HOゲージ)等が展示してあった。
 最後は1Fの「たんけんとりで」(感覚の科学)を体験する。
 
 1Fで2:50に集合。
 帰りも来た道を通り、勝間ふれあいセンターに4:30到着。

 山下リーダーの運転は完璧で、快適なバスの旅が出来ました。
 運転、お疲れ様でした。

以 上