種 子 の 飛 来 実 験


平成16年(2004年) 3月 6日 (土)  9:00〜12:00


(勝間ふれあいセンター)

 種子は風、動物、昆虫等によって運ばれるものがあります。

 今日は風によって運ばれる種子アルソミトラ(ハネフクベ)、フタバガキ(ラワンの果実)、かえでの種子の模型を作って観察します。
 最初にたんぽぽ等の種子が飛ぶようすを風洞を利用して観察しました。
 フタバガキ(ラワンの果実)の模型を厚紙と丸い木を使って作りました。
 次に発泡スチロ−ルカッターを利用してアルソミトラ(ハネフクベ)の模型を作ります。
 最初に、発泡スチロールをハネフクベの形にカットします。
 今度はスライス用の発泡スチロールカッターで薄くカットします。
 前方におもりのビニールテープを貼ります。
 バランスがよければ見事に滑空していきます。
 
 次にカエデの模型の制作です。
 厚紙を型紙にあわせてカットします。
 片方に厚紙を丸くカットしてボンドで貼り付けます。
 上が見本、下が製作したものです。
 左からアルソミトラ(ハネフクベ)、中央がフタバガキ(ラワン材(樹木)の果実)、右がカエデです。
 最後にフタバガキの模型を作りました。
 コピー用紙を利用して写真のようにカットして下部にゼムクリップを取り付けます。
 中央の小さいものはホッチキスでおもりをつけます。
 
 回転しながらゆっくりと下降していきます。
 風洞の中では落ちていく様子がよく観察できます。
 小さい模型はとってもかわいいです。
 ハネフクベの模型は良く飛びました。
 アンケート

  アンケート「種子の飛来実験」に参加して (回答者 10名)

 A, 今日の活動に参加してよかったですか? ○をつけてください。

1、よかった(9名、90%)   2、普通(1名、10%)   3、よくなかった(0名、0%)


 理 由

1、よい勉強になった。
 色々な飛び方をしたので楽しかった。
 よく飛んだから。
 ハネフクベの模型がよく飛んだ。
 自分の知らないものが作れた。

2、まあまあだった。

3、なし。


 B. 今日の活動でよかったところと、よくなかったところを1つずつ書いてください。

 よかったところ

風洞実験がおもしろかった。
発泡スチロールがニクロム線でよく切れたこと。
種子の飛び方がよく分かった。

 よくなかったところ

カエデが飛ばなかった。


 C. 今日の活動でどうしたらもっとよくなると思いますか?

飛ばし方の競争をしたかった。
実際の種子で飛ばして見たい。


 D、今日の感想を書いてください。

楽しかった。
身近にあるもので簡単に作れてびっくりした。
もう一回やりたい。
風洞実験をまたやりたい。


 F、その他 (何でも記入して下さい)

なし。


 植物は移動できないので種子に旅をさせて子孫を広範囲に広げる。 色々な飛来をする種子があることを学ぶことができた。
 工作をとおして種子の構造と飛行のメカニズムを体験することがができたと思う。

 説明資料