コズミックカレッジ・エデュケータコース(広島) 


平成14年(2002年) 12月 8日 (日)  9:30〜16:00


 熊毛町を7:40出発。
 受講者は30名程度。 くまげ分団から4名出席。

 9:30〜9:50 開講のご挨拶、講師紹介

 9:50〜10:10 宇宙教育について(宮崎總一)
 
 宇宙教育 = 科学教育

 ビッグバンから超新星爆発をへて宇宙のすべての物質は誕生した。
 そして、地球に生命が誕生し、生物、地学、物理現象もすべて宇宙の現象である。
 10:20〜11:10 見つめるのは地球-地球観測衛星の話 (大沢右二)
 HUAロケットの構造。 4tの人工衛星を打ち上げるためには290tのロケットが必要。
 人工衛星の種類は気象衛星、放送衛星、通信衛星、技術試験衛星、地球観測衛星、科学衛星がある。
 軌道の種類は静止軌道、極軌道、回帰軌道、太陽同期軌道がある。
 これは人工衛星に搭載される2次元CCDカメラ(1万画素)
 通常のCCDは3次元(平面)だがこれは2次元(線)で1万画素×人工衛星の移動した画素数となる。
 11:20〜12:30 教材演習@ (高橋信雄、三村伸一)

 
 太陽光をプリズムを通して分散させ、各々の場所の温度を測定し赤外線の発見をする。

 こども達を対象としたコズミックカレッジ、アドバンストコースの説明。
 また、講習日数の長いファンダメンタルコースの説明。
 飛ぶ科学
 手作りの風洞装置で植物の種子の落下の様子を観察。
 ハネフクベの種を飛ばしているところ。
 ハネフクベの種の模型を発砲スチロールで作る。
 手製のハネフクベの種の模型作成機。

 12:30〜13:20 昼食

 昼休みにハネフクベの種の模型を作り、みんなのお土産になった。
 13:20〜14:10 微小重力を利用した材料科学。 (稲富裕光)

 結晶についての講義中。
 ガラス管にアルコールを入れ、その中の泡が強力磁石で移動する。
 メカニズムが良くわからなかった。

 氷はマイナス4°でも凍らない。
 講義終了後に凍っていた。
 14:20〜15:10 教材演習A (高橋信雄、三村伸一)

 人工衛星から地球表面の反射光の種類により色々な状況を知ることが出来る。

 肉眼では同じに見えるがさまざまなフィルターを利用してみると色々な情報を得ることが出来る。
 人工衛星を利用した光通信の実験もあった。

 15:20〜15:10 質疑応答・意見交換。
 風洞装置、偏光版、温度計、宇宙めだか、光の屈折と速度、等の質問があった。

 15:50〜16:00 アンケート記入、終了のご挨拶。