毎日新聞の折込紙「ふれあい毎日」10/6に掲載されました。

  水 ロ ケ ッ ト の 製 作 と 競 技 大 会 


平成14年(2002年) 9月 16日 (月)  9:00〜12:30


 9:00に八代「鶴いこいの里交流センター」に集合。

 ロケットはなぜ飛ぶの?

 なぜ、水を入れるの?

 台車に乗って壁を足でけると台車は動いた。

 また、台車から飛び降りたら台車が転がっていった。

 ロケットの飛ぶ原理を台車を使って山下リーダーが説明。
 なぜ フィンをつけるの?

 なぜ フィンは後尾につけるの?

 シーソーを使って、てこの原理を説明。
 なぜ 頭を重くした方が安定するの?

 フィンは大きいほうがいいの?

 ロケットのしくみを説明。
 ロケットのしくみがわかったところで、水ロケットの作成を始めます。
 今回は2本のペットボトルを自転車のタイヤに空気を入れる金具でつなぎます。
 2本のペットボトルをつなぐとパワーが倍になるはずです。
 まず、ペットボトルの下側とキャップにドリルで穴をあけます。
 次に自転車のチューブの金具、にシール剤(バスコーク)を塗りペットボトルの口から針金を利用して差し込みます。
 そしてパッキン、ペットボトルのキャップ、ワッシャ、ナットの順番につなぎます。
 それぞれの間にはシール剤をつけます。
 ナットはしっかり締めましょう。
 2本のペットボトルがつながったら、フィルムで巻きセロテープで固定します。
 そのときノズルをつけて、ノズルの先がフィルムから出ないようにします。(5ミリ〜10ミリくらい)
 これは、ロケットが落下した時にノズルがいたまないようにするためです。
 次にフィン(尾翼)をつけます。
 3枚羽と4枚羽を、好みで選べるようにしました。
 フィンは0.5mm厚のポリエチレンの板を利用しました。
 フィンを扇風機の羽のように少しひねってつけると、飛ぶ時に回転しながら飛ぶので安定して飛距離も出ます。
 次にノーズコーン(ロケット先端のとがった部分)を作ります。
 色画用紙の中央を先端にしてコーンを作りセロテープで固定します。
 余分な部分をはさみで切り取りフィルムの端にセロテープで取り付けます。
 このとき、まっすぐに付くようにしましょう。
 
 最後にランチャー(ロケット発射台)のガイドに固定するためのパイプ(塩ビ管VPφ13mm)を2本、5cmの長さに切断して、ロケットの上と下にセロテープで固定します。
 パイプの位置と角度はランチャーにセットして確認します。
 確認できたら完成です。
 外は小雨が降ってきたので、室内で記念写真を撮りました。
 さて、グランドでの競技大会です。
 去年の水ロケットではポンピング(自転車の空気入れで空気を送り込む)がたいへんだったので、今回はコンプレッサーを使用しました。
 コンプレッサーの圧力を6気圧に設定。 バルブを開くと空気がペットボトルの中に送り込まれます。
 5、4,3,2,1、0、発射〜
 左の写真は藤本君(小学5年生)の発射風景です。
 早すぎて、ロケットの噴出した水しか写っていません。
 飛距離は101.0m。 100mを越えました。
 左の写真は萩原君(小学6年生)の発射風景。
 飛距離は98.0m。 100mに2m足りませんでした。

 距離は一人ごと、100mの巻尺で測定しました。
 左の写真は中村君(小学2年)の発射風景。
 フィンに角度をつけて取り付けたため、回転して飛び距離をかせぎました。

 飛距離は今回最高の101.5m!!! 見事、。優勝です。

 上側のペットボトルにも水が入っていたため、最後に霧の様に噴出し雲のようになっています。
 表彰式です。
 優勝は中村君(小学2年生) 飛距離は101.5mです。
 賞状と賞品を竹中分団長から授与。
 賞品は国際宇宙ステーション(ISS)のペーパークラフトです。
 準優勝は藤本君(小学5年生) 飛距離は101.0mです。
 賞状と賞品を授与。
 賞品はH2ロケットのペーパークラフトです。
 3位は萩原君(小学6年生) 飛距離は98.0mです。
 賞状と賞品を授与。
 賞品はH2ロケットのボールペンです。

 今回は2本のペットボトルをつないだために空気もれが心配でしたが、全員空気もれがなく見事に飛ばすことが出来ました。
 みんな、がんばって作ることが出来ました。
 来年もまたがんばりましょう。
                         以 上