1905年、そのころ経済恐慌で人心の荒れすさんでいたアメリカ社会、特にシカゴの状態を憂えた、青年弁護士ポール.P.ハリスが、3人の友人と語らって、2月23日、第一回の会合を開いたのが、ロータリークラブの誕生であります。
ロータリーとは、会員が持ち回りで順番に、集会を各自の事務所で開いたことから名付けられました。このクラブは着実に成長し、現在168の国家に広められ、クラブ数36,005会員総数は1,228,117人(2019年5月14日RI公式発表)に達しています。これらクラブをメンバーとして国際ロータリーが構成されています。
日本のロータリー・クラブは、1920年(大正9年)10月、その頃の三井銀行重役、米山梅吉氏が、国際ロータリーから委任されて、東京に設立したのが始まりで、世界で855番目のクラブでありました。続いて1922年大阪、次に神戸、名古屋、京都、横浜に設立され、昭和15年には48クラブ、2,000名の会員を数えるまでになりました。ところが太平洋戦争直前の昭和15年は国際団体に対する圧迫がロータリにも及び、遂に日本のロータリーは国際ロータリーから一時脱退しなければならなくなりましたが、戦時下にあってもその精神と組織は失われず、例会は続けられ、戦後の平和回復とともに、国際復帰を目指す努力が実って、1949年(昭和24年)3月、東京、大阪を始め7クラブが国際ロータリー復帰を認められました。以来めざましい発展を続け、現在では北は北海道、南は沖縄まで、クラブ数2261、会員数89,289人(2019年4月末)に達し、なおすべての都市、すべての町にその理想の翼を広げる努力を続けております。会員は地域内の理想に燃える堅実な実業家、専門職業人の中から定款により、一業種一任を選び週一回のクラブ例会出席によって、各種職域人の交友を通じて地域社会へのより多くの奉仕の機会を得ようとはかっております。

 ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎として、奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特に次の各項を鼓吹、育成することにある。

1.奉仕の機会としてしりあいをひろめること;

2.事業および専門職務の道徳的水準を高めること;あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること;そしてロータリアン各自が、業務を通じて社会に奉仕するためにその業務を品位あらしめること;

3.ロータリアンすべてが、その個人生活、事業生活、および社会生活に常に奉仕の理想を適用すること;

4.奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって、国際間の理解と親善と平和を推進すること。
 ロータリーは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界に於ける親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業及び専門職務に携わる指導者が世界的に結びあった団体である。
      言行はこれに照らしてから

T 真実か どうか

U みんなに公平か

V 好意と友情を深めるか

W みんなのためになるか どうか

2020−21年度国際RI会長
 ホルガー・クナーク氏
2020−2021年度テーマ

2020-21年度 RI会長テーマ

Rotary Opens Opportunities
ロータリーは機会の扉を開く

 ロータリーはあらゆる機会を提供しています。奉仕の機会、リーダーシップの機会、世界を旅する機会、生涯続く友情の絆を築く機会、新しい会員を受け入れる機会等々。 ロータリーを有機的かつ持続可能なかたちで、成長させるためには、現会員を維持し、クラブにふさわしい新会員をいかに募れるかにあります。 アジアのロータリアン数は北米のロータリアン数を上回っています。しかし、ロータリー発祥の地域や、高齢化が進む地域で、ロータリーは衰退し老齢化しています。この大きな変化に適応しなければなりません。 ロータリーを成長させ、より強く、適応力を高め、中核的価値観に沿ったロータリーでなければなりません。そのためにはロータリーの目的に合致したローターアクターや若い職業人・女性に扉を開かなければなりません。 新しい人と出会い、その人達にロータリーを楽しんでもらうことは、私たち自身にとっても楽しみであることを忘れてはなりません。私たちは、互いのつきあいを楽しみながら、さまざまな活動で充実した時間をすごしています。このような楽しい経験を生かす必要があります。 楽しむための一番の方法は皆が集まることです。ロータリーのビジョン声明の最初の一語がこの言葉Togetherで始まっています。
Together, we see a world where people unite and take action to create lasting change across the globe、in our communities、and in ourselves.
(私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界を目指しています)
ロータリーとはクラブに入会するというだけでなく、無限の機会への招待です。ポリオ根絶のように大規模で歴史的なプロジェクトから、地域社会でのささやかなプロジェクトや1本の植樹まで、奉仕する機会への扉を開いてくれます。 私たちは中核的価値観を基に、世界中の友人たちとともに、より豊かで意義ある人生への機会の扉を開きましょう。「ロータリーは機会の扉を開く」です。